2011年11月30日水曜日

人口雪には断固反対


スノーボウル(フラッグスタッフのスキー場)
の人口雪を作るのに(下水を浄化した水ではなく)
地下水を使ってはどうかという、
ナバホネイションの提案に、ホピトライブは
賛同もしないし、加わりもしないと決議したというニュースが
今日発行のナバホ・ホピオブザーヴァーの
トップに載っていました。

ホピは「どんな水であれ、人口雪を作るために
使うことには反対」という結論に至ったと。

賛成!!!

ホピにとって貴重な水を、誰かのレジャーのために
人工的に雪に換えてしまうなんて。

ホピが出したこの決議に大賛成。
当然です。

前にも書いたかと思いますが、私はスノウボウルの
件にはこれからもずっと関わって行くつもりです。
署名、寄付、あらゆることでホピを
サポートして行くつもりです。
日本の方でもしこれをお読みになった方が
いらして、賛同して頂けたら、
コメントお願いします!


古~いナバホのブレスレット

今日お店にやって来たメアリーさん。
お歳をきけば80歳。
私の母と同い年。
でも腰も曲がってなく、しゃんとしていて、
まだビーズワークをしています。
デニムのフレアスカートに、かわいいフード付き
ダウンジャケットを着て
なかなかモダンなおばあちゃまです。


そのメアリーさんが左手首につけていた
シルヴァーのブレスレットに目が留まり、
見せてもらいました。


写真、どうしても上下が逆でしかアップ出来ません・・・。


80歳の彼女の、亡くなったお父さんがシルヴァースミスで
そのお父さんの作品なのですって。
彼女のお父さんは7、8年前に106歳!で亡くなった
のだそうです。


おそらく16か14ゲージのぶ厚いシルヴァーの
板を使っています。
一体何十年前の作品でしょうか。

お嫁さんとお孫さんとで買い物に来ていた
メアリーさん。
そのお孫さんはこのシルヴァースミスの
ひいおじいちゃんにいつもくっついていたと話して
くれました。



こんな古いナバホのジュエリーはほんとにすてきです。
古いもの好きな私には多摩蘭坂、
ではなくたまらないです。
(悪しき伝統ではなく)良い伝統、それは
受け継がれるべきものだと思います。
ジュエリーに限らず・・・。

言語、習慣、食べ物、工芸、等々、
それらはすべて<文化>というカテゴリーに入るはず。

先日もお店にシルヴァーを買いにやって来た
ホピのドロシーと話しました。
道を失わないように、子供たちにホピの伝統を
受け継いでもらって行くようにしてね、と。
私が言うことでもないでしょうが、私の中の
危機感がついそんな会話になってしまいます。
彼女の息子さんは今、シルヴァー作りを修行中。
それはすごくいいことよね、と私。



メアリーさんにたずねるのを忘れました。
彼女のお父さんのジュエリー作りを
継いだ人はいたのか・・・。








11月最後の日

ついに今年も残すところあとひと月。
今日は11月30日。
今日で11月もおしまいです。


今年を振り返るひまもなく来月も過ぎて
行きそうです。

とは言え今日も仕事。
ランチはこの間フェニックスのチャイニーズマーケット
で買って来たエリンギとえのきのクリームソース
のパスタ。
ホワイトソースの作り置きがあったので
きのこ類をバターで炒めてあえただけ。
パセリがないのがちょっとさびしいですが、
食べる時にパルメジャンをかけたら
コクが出るかな。
おやつはまたまたサツマイモのバター焼き。
そしてヨーグルト。

繊維類も食べなきゃいけないし、ヨーグルトもね。
体が資本。
YOU ARE WHAT YOU EAT!
ということでさてでは<仮面>の準備をして
仕事です。

スクラップの中の宝物?


昨日来たホピのお客さん。
シルヴァーのスクラップをトレードに持って
来ました。
作りかけのオーヴァーレイのジュエリーの
中にこんなものも入っていました。


これ、いらないの?とたずねたら、
一緒に来たとなりの女性をさして、
彼女が(イヤリングの)もう片方を落としたんだ、と。
私は即、これ、私がキャッシュで払うよ!

誰の作品かきくのを忘れました。
彼が作ったのかも知れません。
馬から落ちて右目が悪くなって、あまりジュエリーは
作れなくなったんだ、とその男性は
話してくれました。

ようく見たら、なかなかきれいな仕上げ。
ウォーターマークもシンプルだけど凝っています。
さてフレンチワイヤーをつけてイヤリングに、
それともチェーンに通してペンダントにしようか・・・。

彼のシルヴァーをカットしていたらローレンが来て
彼と話していたので、きっとローレンとも
知り合いなのでしょう。
ホピの人たちがお店でホピ語で話す。
ナバホ語は聴き慣れていますが、
ナバホ以外のネイティヴラングエージを耳にする
ことはあまりありません。
ナバホ語とホピ語は聴くと全く違います。
興味深いです。



2011年11月29日火曜日

お化粧とクリスタル


若い時はお化粧というものをしなかった
私ですが、ロサンジェルスで働き始めた頃から
やっぱりなぁと思ってお化粧をし始めました。
当時MACが登場して、一時期私はかなりMACに
はまりました。



今の仕事場で働くようになって、お化粧
私の仮面、もしくは鉄兜?
赤面症で感情がすぐに顔に出てしまう私には
せめてものプロテクト。
ナバホのマネジャーの意地悪やハラスメントに
対抗するには<仮面作り>しかないと
お化粧をし始めたわけです。
(何と言う動機・・・)

感情が顔に出てもなるたけそれをカヴァー
してくれる1枚の仮面が必要だったと言うことです。



アリゾナに来て今度はなぜかシャネルのお化粧品
にはまりました。
今まで興味もなく、買ったこともなかったのに・・・。
一時期基礎化粧品も全部シャネルに変えていました。
今はもう使っていませんけどね。

でもメイクの色合いって言うのかな、やっぱりここに
行き着きます。
チークカラー(英語ではBLUSHですね)が
切れかけなので、あれこれ見ましたが
やっぱりシャネルの新色に落ち着きました。



きれいに見せたいというより薄くても<面の皮・・・失礼!>
を1枚つけていたいという不純な理由で
するお化粧。
そして仕事場で私に向けられる邪悪な光線を
少しでも遠ざけたいという
願いを込めて身につけるクリスタル。

あぁ何という、私の人生・・・。





2011年11月28日月曜日

やっぱりこれに落ち着いた

ヴィラージュよりも美味しいと私たちは
意見が合いました。


今年のボージョレーヌーボー。
味わいを一言で表わすなら、
<花>でしょうか。
今年のボージョレー、好きです。

後が大変・・・フェニックスでのグロサリーショッピング

今回のフェニックスでの買出しは
かなりのものでした。
全部で$600!
その半分がホールフーズでした。
でも↓の写真に写っているこういうものは
トレイダージョウです。


左のチェダーチーズはサンドウィッチ用。
このブラックダイアモンドはもう長いこと私の
お気に入りのチェダーチーズ。
今日のランチはこのチーズとローズマリーハム、
そして(これもやはりトレイダージョウで)
オーガニックアルグラ(ルッコラ?)の
サンドウィッチでした。


そしておやつはチャイニーズマーケットで買った
さつまいも!
オーガニックのものにはちょいと甘さが
足りませんが、とにかく新しかったので買い!



勝手がわかって来たとは言え、
だだっ広いフェニックスでは、A地点から
B地点への移動が半端な距離ではありません。

昨日もスコッツデールのトレイダージョウで
(コスコにあることを見越して)ボージョレーは
1本だけ買いました。
昨日は最後のストップがコスコ。
ガスも入れてさて店内へ。
でもワインコーナーにはボージョレーはありませんでした。
いくらコスコでも航空便では入れないのでしょう。

このあたりの近くのトレイダージョウ、知ってる?
と何人かの従業員やお客さんにききましたが
結局以前はよく行っていたパラダイスヴァレー
のTJが一番近いということで、
また買い物したところとは別のトレイダージョウへ。

結局これで遅くなりましたが、
トレイダージョウで、今回飲んだ中で一番
気に入ったボージョレーを1ダース買って
帰りました。



8時半に家に帰り着いたのはいいのですが、
いつものことですが、荷物を家の中に
運び込むのにも時間がかかり、そしてその後も大変。
肉類の仕分け、冷凍、パンをスライスして
2枚ずつラップしてジップロックのバッグに。
冷蔵庫の中を整理して、買って来たものを並べる。

ミルク、チーズ、バター、ヨーグルト、
豆腐、野菜・・・。
冷蔵庫に入れないものをキッチンキャビネットに。



この町に住む宿命ですね、この作業は。
LAでは15分ほど車を走らせば
ホールフーズもトレイダージョウもニジヤもあった
ので、食料品の買いだめをすることはなかった私。
本当は好きではありません。
こんな買い物の仕方は。
でもね、仕方ないです。
行って帰るだけで1日往復4時間のドライヴは
なかなか老体にはきついです・・・。

いつまで続くのかなぁ、こんな生活。


2011年11月27日日曜日

-2℃から24℃へ

 久しぶりのフェニックスへの買出しです。
今日はいつも行くコリアンマーケットではなく、
チャイニーズのマーケットへ。
働いている人もお客さんもヴェトナミーズが多く、
チャイニーズはあまり見かけません。
このあたりにはヴェトナム人の人口もけっこう
あるのでしょうか。



ヴェトナミーズのファーストフード。
ヴェトナミーズコーヒー?
ちょっと試してみたかったけれど、時間もなく・・・。



こんなものも売っています。
モントレーパークにあったチャイニーズマーケットを
思い出しました。
このマーケットは店内も整然としていて、
陳列棚もきれいです。
野菜もコリアンマーケットより新しい感じがします。

ゴボウを買おうと思って見たけれど、
どれももう「す」が入っていて、乾燥しまくり。
結局やめて、他のお野菜を見ていたら、
しきりにゴボウを品定めしている女性、発見。
きっと日本人だ!と思って声をかけたら、
やはりそうでした。
ご本人は日本人に見られたことがないと
おっしゃっていましたが、
あんな風にゴボウを選ぶのはきっと
日本人くらいしかいないと思った私の
推測は当たり!でした。

ゴボウの話から始まって、しばし立ち話を。
フェニックスに20年もいらっしゃるということでした。

私は結局ゴボウを1パック買ってみることにして、
他にも白菜、ニラ、さつまいも、えのきだけ、しめじや
エリンギ、そして栗!も買いました。

私たちが主に買い物をするスコッツデールから、
広いフェニックスでは、かなり西に位置する
このマーケットは、
来るのにはちょっと不便なのですが、
やはり来てみたらつい色々と買ってしまいました。
例えば日本のお菓子とかも・・・。
だってたまにはやはり食べたくなっちゃいますもの。

2011年11月26日土曜日

観光客は騙される


すばらしいターコイズのネックレス。


夕方お店に来たイタリア人の男性の
お客さんがつけていました。
グランドキャニオンで買ったとか。



60ドルと言われたのを40ドルにしてもらったと。


シルヴァービーズもフックも
シルヴァープレイティッド。
要するにただの銀色の金属。
石もターコイズではなくて、
今どき誰もが使う偽ターコイズ、染めたマグナサイト。

普通の人にはおそらく判別はつきません。
この世に偽物のトルコ石など存在することを
どれほどの人が知っているでしょう。



これが本物のターコイズなら、数百ドルは
するでしょうか・・・。
アリゾナでほぼ掘り尽くされたターコイズ。
本物の質のいいターコイズのジュエリーは
それこそトレーディングポストのヴィンテージの
コーナーか、
アンティークショップで売っている古い
もの以外、あまり手を出さない方がいいかも・・・。

時代は変わりました。




イーストコーストのネイティヴ


朝来たお客さん。
US NAVY の帽子をかぶっていたので
話をきいてみたら、ヴェトナム戦争で
ヴェトナムに4ヶ月いたと言います。


彼はイーストコーストがホームの
ネイティヴアメリカン。
Lenni Lenape という部族のネイティヴアメリカンでした。
Lenni Lenape が英語になって
デラウェア。
デラウェア州のデラウェアです。
Lenni Lanape は人間、あるいは本当の人
と言う意味です(ウィキより)。

 

ヨーロッパから白人が入って来て、
彼らのほとんどがカナダ、あるいは
オクラホマに移動せざるを得なかったんだ。
だからオクラホマでは Lenape の大きな
パウワウがあるんだよ、とトムさん。
ぼくはフルブラッド Lenape だけど、
ラストネームは Frenchman って言うんだ。


何だかとても穏やかな方でした。
結婚した奥さんはナバホで、ナバホの
リザヴェーションに住んでいると。

この町で遭遇するネイティヴのマジョリティのナバホを
見慣れている私には、
最初彼はとてもネイティヴとは思いませんでした。

あのすばらしい貝のビーズを作るWampanoag、
今日出会った、トムさんのトライブ、Lenape 。
何だかとても気になる、
イーストコーストのネイティヴたち。
彼らもアラスカから下って来たと言われている
らしいですが、
顔つきは明らかニナバホとは違っています。

いつか彼らのパウワウを見てみたいです。

2011年11月24日木曜日

ハキマーとブラックトルマリン

静かなサンクスギヴィングデー。
夕方行ったジムもさすがに私たち以外に
二人いただけ。
いつもはマッチョマンが独占しているエリアで
次から次と好きなだけ、マシーンもベンチも
使えました。
でもそういう時に限ってあまり調子が出ず、
30分で終了。



先日買ったハキマーとラフカットの
ブラックトルマリンでネックレスを作りました。
ハキマーダイヤモンドと呼ばれるこの
クリスタル。
写真ではわかりませんが、何と言っても
透明感が違います。


これは超簡単ポストイヤリング。
ハキマーをシルヴァーのヘッドピンに通して
長さを適当にカットして、
シルヴァーのクラッチと念のために
プラスチックのストッパー。


久しぶりのジュエリー作り。
やっぱり楽しいです。

さて今ごろはみんなオープンまであと1時間と
寒い中、ブラックフライデーのセールの
ドアが開くのを待っているのでしょうね。

リラ・ダウンズ→オハカ、フリーダ・カーロとメキシコ




サンタモニカカレッジの野外劇場で
彼女のコンサートを見て以来、
私はリラの歌と声に魅せられてしまいました。

コンサートがあれば出かけ、
ライヴがあると聞けばエコーパークの
メキシカンのライヴハウスまで見に行きました。
あの時に飲んだオハカでしか手に入らない
メスカルは美味しかったなぁ。
確か黄色いお塩をグラスにつけて飲んでいました。

あんな強いお酒をストレートでぐいぐい飲めた
自分自身にも驚き・・・。

彼女を追っかけてオハカまで行ったことも
もう遠い日のことのよう。

彼女はアラスカにも来て、アンカレッジで
再会したことも懐かしいことです。

毎回コンサートでCDの販売を手伝って、
CDをもらっていたので、当時彼女が出していたCDは
すべて持っています。
今はどうしてるのかなぁ、リラ。

確かに一時期私は彼女の<追っかけ?>
でした・・・。



「フリーダ・カーロ」の映画が作られると知った
時、きっと彼女、出演するだろうなと
思っていたら、やはりシンガーの役で
出ていました。
若い頃はオハカでジュエリーを作って売っていた
と言うだけあって、リラがステージでつける
ジュエリーもすてきで、それを見るのも楽しみでした。
例えば古いメキシコ産コーラルの
大きな石の何連ものネックレスとか・・・。



リラとフリーダは私の中ではなぜかいつも
つながっていました。
 



話題が飛びますが、最近つれあいが、
頭の中にある英語を全部
スペイン語に替えてあげると言われたら
どうする?と私にたずねました。
私は迷うことなくスペイン語にしてもらう!と
答えました。
つれあいは確認すべく私にもう一度、
英語をすべて失くすんだよ、と。
いいよ。
頭の中がスペイン語になってもいい。
その方がいい。
こんなに長いことアメリカに住んでも
英語は苦手、そして英語での
コミュニケーションも苦手。
よどみなくすらすらと話し続けないといけない
英語でのコミュニケーションは、
生まれつきおしゃべりではない私にはとても
無理・・・。

大学で第2外国語を選ぶ時、フランス語じゃなくて
スペイン語にすべきだったなぁ・・・。
もう遅いけど。



さて今日は巷はサンクスギヴィングデーで、
アパートの駐車場の車も少なく、
とても静か。
私はリラを聴きながら、ま~ったり過ごしています。

2011年11月23日水曜日

ジャクージでいい湯だな?

ちょっと早い時間からワインを飲みすぎて、
酔い覚まし?にアパートのジャクージに。
長いこと利用していませんでした。



密閉状態ではないので(↓の写真)、
じんわりと湯気が・・・というわけには
いきませんが、何せ外の気温が低いので、
お湯の温度も今の時期はけっこう高めです。

なかなか気持ちがいいです。
アラスカでガイドをした時、泊まった
デナリのホテルで入った屋外のジャクージを
思い出しました。
あれはプリンセスだったっけ・・・。



このあたりのアパートにはたいていジム
(ここのよりずっと大きくて、立派な)があり、
写真にあるような、こういったクラブハウスも
ついています。



ちょっとしたパーティなどに使っていいことになって
いますが、今まであまりそういうのに使われて
いるのは見たことがありません。



夜は10時で閉まってしまうのが残念なのですが、
たまにここでゆ~っくりとしてみるのも
いいかも。

それにしても暖かい(夜の8時で4℃)
今年の初冬です・・・。
もちろんずい分助かっていますが。

岡田恵和

何々?
小泉今日子が11年ぶりの連ドラ出演って?

来年1月からフジテレビで始まる連続テレビドラマ
の話です。
(当然のことながら見ることは出来ませんが)

小泉今日子と中井貴一が実年齢での役柄を演じる
このドラマ、シナリオは私の好きな
岡田恵和さんです。

小泉今日子って私、好きじゃありませんでした、
映画<風花>を見るまでは。

このドラマのニュース記事で見た彼女は
何だか歳を取ってから、いいカオになって来た
なあって思う。

(知り合いでも何でもありませんが)岡田恵和さんの
ドラマは<ランデヴー>が私には秀逸。
<ちゅらさん>には泣かされました。
<おひさま>は日本に帰っていた時に見ていました。

歳を取ってから住むべき古民家を探しに来た
小泉今日子演じる主人公が遭遇する町役場の職員が
中井貴一さんなのでしょう。
設定も今の時代にマッチしてる・・・。

ガキども(失礼!)ではなくオトナの恋。
おとなの文化を取り戻せ!






(ナバホの)罰と罪

実は私は今週の月曜日から
<自宅謹慎>ということで仕事に行っていません。
ナバホのマネジャー及び他のナバホ、及びクリンギットの
従業員の非常に差別的見解及び、片手落ちな理由から
4日間の仕事のサスペンドを先週の土曜日、
ナバホのマネジャーから言い渡されました。
でも今日、私のおかした間違いではなかったことが
判明しました。
私は一人のナバホがおかしたミスの濡れ衣を
着せられて、4日間仕事を休まされたのです。
ちゃんとした調査もせず・・・。

でも私はナバホが牛耳るこの会社を訴えたりしません。
そんなことをしたところで何かが変わるとも
思えないし、単に時間の浪費で終わるのが
目に見えているからです。
マイノリティの私への差別待遇、処遇は今に始まった
ことではないし、上に立つ者が盲目、無能であれば
こちらには立つ瀬がないからです。

今の職場で少数者の私はこの歳になって恐らく初めて、
<いじめの構造>を身に沁みて体験しています。
こう言えばああ言われる、私にはいつも弁解の余地もない。

そんなところにやって来るホピたちの
おだやかで非差別的な対応にほっとして、気を
許してしまうのは仕方ないことではないでしょうか。

ホピに対するコンプレックスのあるナバホにとって、
そんな光景を目にしただけで、
私の言動が<ホピにだけは好意的>と評されてしまう、
仕事場なわけです。
ホピに対しての差別的応対も含めて
こんなビジネスをしていたらいつかきっと
「地に落ちる」日が来るでしょう。





サンクスギヴィングデー

何年アメリカに住んでも私にはぴんと来ない
サンクスギヴィングデー。
仕事場のナバホのマネジャーの夫が私に
サンクスギヴィングデーを祝うのか、
七面鳥を食べるのか、ときくので
両方しないと答えたら、何でだ?
アメリカに住んでいるのに。
(ちなみに日本に10年住んだアメリカ人の友人が
いましたが、ハロウィーンはしても
お正月に何かしていた記憶はなかったなぁ。)



サンクスギヴィングデーの始まりには様々な説があり、
イーストコーストのネイティヴたちの間では
ワンパノアグ族の運動家が始めた「国家追悼の日」
言われる日でもあり、それは白人入植者により
殺された自分たちの祖先を追悼する日と
言う意味です(ウィキより)。




ワンパノアグと言えば、先日PBC(公共放送)
このイーストコーストに住むネイティヴたちの
自分たちの言語を学び返す運動の
ドキュメンタリーを放送していて
興味深く見ました。
混血の進む彼らが自分たちの<ルーツ>を
見直す運動です。
これは私がアラスカにいた時にも
知ったことです。
<エスキモー>たちが自分たちの言葉や伝統文化を
学び返す運動。



話は飛びますが、少し前にお店に来た
白人女性が身につけていた貝のジュエリー。
写真にも撮らせてもらった、
クアホグという貝から wampum を作る人たちが
このイーストコーストに元々住むネイティヴ。

清教徒たちがこの国にやって来て
最初に出会ったインディアンです。

PBCの番組を見て以来、実はちょっと気になる
ネイティヴなんです。
会ってみたい・・・。



2011年11月22日火曜日

夕焼け、サンフランシスコピークス



 夕方ニューフロンティアマーケットに行きました。
あさってはサンクスギヴィングデー。
さすがにけっこう混んでいました。
夕焼けの赤い色に染まるサンフランシスコピークス。



東の空にはこんな雲が。




30分たてばこの通り。
墨色の空。
そこに頭を出す、雪をかぶった
サンフランシスコピークス。

私にはこれこそが神様。
カチーナの住む場所。
私たちを見守ってくださいね。

レントの高い町、チェット・ベイカー

ランチの作り置きもなかったので
例の薪焼きピッツァのレストランへ。

焼き具合を見るオーナーシェフのリチャード。


このあたりの新聞が毎年選ぶ
<ベスト・オブ・フラッグスタッフ>には
選ばれなかったこのお店。
出来てまだ間もないですから・・・。

ほんとは私、こういうのに
選ばれてほしくないんだけどな。
いや、やっぱり選ばれないと、人は来て
くれないよ。
ここは確かにまずロケーションで損をしています。

ここで使っているのはほとんどが
ローカルの食材だし、それを謳ってもいますが、
何せ安いドミノスピザが美味しいと思う人たちが
多くを占める町です。
しかも競争相手は数知れないほど
この町にはピザ屋が多いのです。

ここ僕、月に$4500払ってるんだ。
私のリアクションは「ひぇ~!」です。
フラッグスタッフはレントが高いんだよ。
確かにアパートもこんな不便な町にもかかわらず
レントが高いです。

だからね、お客さんに来てもらわなきゃ困るんだ。
毎日平均的にね。

彼はフロリダとテキサスのホールフーズマーケットで
働いたこともあり、マンハッタンでも
小さなヘルスフードストアをマネージしていたと言います。
だから材料にもこだわるわけです。

外食をしない(したいレストランがない)この町で
私たちがこんなに頻繁に来るお店って
ここくらいなんです。

フードビジネスは長い経験があるリチャードのこと
何とか踏ん張って欲しいです。



全然関係ありませんが、
チェット・ベイカー< CHET >を聴きながら・・・。
チェットに癒されてます・・・。
などとえらそうなこと言っていますが、
ジャズには全く素人の私。
トランペットはマイルスかチェット・ベイカーしか
知りません・・・。
ちなみにこのアルバム、ピアノはビル・エヴァンス、
フルートはハービー・マン、ギターは
ケニー・バレルです。
ちょっとすごいでしょう?

2011年11月21日月曜日

久しぶりにオーダーした石たち

私が唯一石を買うお店で久しぶりに
オーダーした石が届きました。

ブラックトルマリン。

丸いのは持っていてネックレスとブレスレットに
作っていますが、こんなラフカットのは初めて。


中には小さく子供のクリスタルが出ているものもあり、
何だかパワー、ありそう!



やはりハキマー(ダイヤモンド)はクラリティが
違います。きれい!


最近は何だかブルー系の色石より
グリーン系の色の石の方に
気持ちが行きます。
これはマダガスカル産のアマゾナイト。
彼女のお店でペルー産のきれいなブルーの
アマゾナイトも買って、ネックレスを作りましたが、
こうやってグリーン系のアマゾナイトを手に
してみると、こっちの方が今の私にはいい感じ・・・。




<>マダガスカル産の石にはなぜか惹かれます。<><>


さてこの石たち、さっそくジュエリーに作らないとね!
それにしてもブラックトルマリンは早く
身につけてみたいです。