2017年3月18日土曜日

除草剤ラウンドアップに<警告>を、カリフォルニア州の勝利


California judge rules against Monsanto, allows cancer warning on Roundup





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とあるサイトで見たニュースです。


GMO を推進する巨大多国籍バイオ化学
コングロマリットである、
モンサントの商品、
あのタンポポが一瞬のうちに枯れてしまう、
恐ろしいコマーシャルでおなじみの
除草剤ラウンドアップ
(私も以前このブログに書いています)
発がん性があるという表示を義務付ける
ことが全米で初めて、
カリフォルニア州で決まりました。



1974年に発売が開始された当時、
モンサントはこのラウンドアップを
食卓塩よりも安全だと( Bloomberg より)
紹介していたのです。


USDA (アメリカ合衆国農務省)の統計によると
1990年から2015年の間に、
商業用とうもろこし畑で使用される
除草剤は22%減っているのですが、
ラウンドアップの主たる
成分である Glyphosate の量は
飛躍的に伸びているのです。


商業用ともうもろこしの90%近くは
GMO (遺伝子組み換え)ですから、
強力な除草剤が必要で、
Glyphosate の使用頻度が増えるのは
当然です。



USDA の統計を見ると、
アメリカ産の大豆の
ほぼ100%近くが遺伝子組み換えで、
次に多いのはアメリカ産の綿、
そしてとうもろこしです。


アメリカ産の綿の65%は輸出用。

その最大輸入国は中国です。

ということは、メイドインチャイナの
コットン製品のほとんどが
アメリカ産のGMOコットンということです。


アメリカ産大豆の最大の輸入国は
中国、メキシコ、日本、
インドネシア、ドイツと続きます。


そして何と、アメリカ産とうもろこしの
最大輸入国は日本!


日本、メキシコ、コロンビアが
3大輸入国ですが、
日本とメキシコがダントツです。

それってメキシコで製造される、
メキシコ人の食生活になくてはならない
トーティリヤは、
アメリカのGMOコーンってことですよね。



日本では大豆は醤油、豆腐製品製造には
欠かせないし、
とうもろこしは飼料、コーンシロップ、
おそらく数え切れないくらいのとうもろこし
が加工されて様々な形で
原材料として使われているでしょう。


考えたらおそろしいですが、
いちいち気にもしてられない。


私が昨日トレイダージョウで初めて買った
ホールグレインのクラッカー。

開けてから原材料を見て、
コーンスターチが使われている
ことに気がつきました。

もちろん NO GMO の表示はありません。

以前の私ならきっと返品していたと
思いますが、
食べることにしました。


普段はできるだけ NO GMO を心がけて
いますが、たくさん食べるわけではないし、
あまり細かく気にしていたらそれこそ、
ごくごく限られたものしか
口に入れられなくなってしまいます。



ラウンドアップのことから
お話があちこちに行きましたが、
多くのコットンが GMO だったことを知って、
ますますパタゴニアのオーガニックコットン
の商品の重要性、
貴重さを痛感します。



















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