2015年7月6日月曜日

ホピショウ その8)ドアーズが好きなルイ








ルイス・テワニマレースのファンドレイザー用
の食べ物を売るテントの裏で
休憩していたルイ。

土曜日にレースの申し込みをした時に、
話した男性です。

その日私が履いていた、緑色のハイカットの
コンヴァースを見て、懐かしいなあと。

自分もこの白のハイカットを履いて
バスケットボールを
していたよ。
あの頃は白しかなかった。

そうだよね、NBAの選手だって
コンヴァース履いてプレイしてたものね、と私。

当時(1960年代終わりごろ)、
このコンバースが25ドルもしてね、
普通の運動靴に比べて、すごい
高かったんだ。

彼はヴェトナム戦争にも行っていて、
長いこと、寝汗や悪夢にうなされたと
話してくれました。

ある時は隣で寝ている奥さんを
ヴェトナム人だと思って、なぐりつけたことも
あったんだと。

ルイのお父さんはメディスンマンで、
その時はお父さんが来て、
薬をくれて、歌って、祈ってくれた。

父親がメディスンマンで助けられたのだと。


そのルイと昨日は音楽の話で
盛り上がりました。

彼が持っていた、音楽用の小さなディヴァイス。

聴かせてくれようとしたら、
電池が切れていました。

何を聴いてるの?

とたずねたら、まず
ドアーズ!
そしてストーンズ、CCR。

ルイ、60年代後半から70年代初めの
ロックが好きだったのです。

私も好きなアーティストばかり。

彼はそんな音楽を、
オンタイムで聴いていたのですね。

ちょっと以外な気もしましたが、
あの時代、音楽がすべてだった、と言うルイ。

そういう点は、ホピも日本人も
変わらないのですね。

やはり音楽は世界共通の<言語>なのでした。

ルイも、当時の強烈なロックに浸ってしまって、
きっと今も聴き続けているのでしょう。

何だかちょっとうれしくなった私です。











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