2019年3月26日火曜日

「Us」を観る








今日は先日「Fighting With My Family」を観た、
同じ映画館に「Us」を観に行きました。



前知識が全くなかったので、
家を出る直前に検索して見つけた
日本語のあらすじを見て行きました。







この映画を監督したジョーダン・ピールは
「Get Out」の監督で、
ホラー映画でしたが評判が良かったのですが、。
私は観ていません。


今回の「Us」も一応ホラーにカテゴライズ
されていますが、
観終わってみたらホラー以上の内容の映画でした。


そこここに今の文明批判的なシーン。


ホラーなのでもちろん残虐なシーン、
殺人シーンも出てきますが、
基本はファミリーストーリー、
ド派手なドンパチもどんちゃん騒ぎのパーティも、
セックスシーンも出てきません。


そして何よりも感心したのは、「銃」
が全く出てこないのです。


不審な人物が家の外に立っているのを見つけたら、
アメリカ人なら普通、銃を持ち出して
バンで片付けますよね。


この映画にはそれがないのです。


バットや暖炉用の金属の棒や、
クリスタルの置物などなどで
やっつけようとするのです。


監督は何かを訴えたかったのかも知れません。


しかもいわゆる「悪い」ネガティヴなイメージの
黒人が出てこないんです。
普通のハリウッド映画黒人はジャンキー、
ホームレス、貧乏、犯罪者として
描かれることが多いですが、
この映画に出てくるのはリッチなファミリー
なのです。


きっとそれは意図的にだと思われます。


映像もきれいで撮り方も上手。


若干40歳のこの黒人監督、注目です。


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