2014年12月16日火曜日

昨日のレイチェルのメニューとソマリア出身のプロランナー、アーメッドくん









⬆は昨日のレイチェルのクラスの
ワークアウトメニュー。


まず第1ヴァージョン。

Vアップとは、マットにおしりをつけて
両手は脇に、
ひざをV字に曲げたり伸ばしたり
の腹筋。





サイドプランクとは、
ひじをついて片側に向き、
両足をそろえて、両足をたてにそろえて、
2等辺三角形の形に
腰を上げて1回。




スーパーマンはうつぶせになって、
空を飛ぶスーパーマンのように
両手両足を伸ばして、マットから上げる。


再びサイドプランクの反対側。

これをそれぞれ20回ずつでカウント①。

10分の間にカウント⑦が課せられた数字。

でも7回は誰も無理。

6回が精一杯。


第2ヴァージョンは足。

スクワットが多い!


2番目の<スターター>は、
腕立て伏せの姿勢から、両足を広げて
手の横に(カエルのように)ジャンプ。

そして立ち上がってスクワット。

これがまたきつい!

背中を丸めていたら、
上半身を挙げて〜、とレイチェルの
きいきい声が飛ぶ‥‥。


10分間にカウント⑤。

でも4回半が精一杯。


第3ヴァージョンは腕。


腕立て伏せはまあいいのですが、
2番目のハンドスタンドプランク。


これはひじをついたプランクの姿勢で、
片腕ずつ、伸ばして、

普通の腕立て伏せの姿勢になり、
また片方ずつひじをついて1回。


最初の1回、2回目は
まだ苦なく出来るのですが、
回を重ねるうちに
だんだんきつくなるんです。



しかも最後のバーピー+立ち上がる
時に両手にダンベルを持ち、
立ち上がって、バイセップカールを1回。

これでカウント①。



いやあ昨日のレイチェルは
腹筋が少ないと思ったら、
スクワットが多くて、きつかった!


あのかわいい顔で、
かわいいキンキン声で、

Push, push, pu~~~sh!!!

You can do this!

Brea~~~th!


って叫ぶんですからねぇ。


その声にあおられて、必死になる私たち。


ランチを食べ過ぎた私は、
顔を真っ赤にして頑張りました‥‥。










クラスが終わって、出入り口近くの
ベンチで、家人の隣りに座る、
細〜い男の子。


家人が、彼がトレッドミルで走るのを
見たそうですが、きっとストライドが
長いからでしょうか、
そんなに速く走っているようには
見えなかった
と言っていましたが、
あとで聞けば1時間で
11マイルを走ったのですって。


で、聞いてみたら、やっぱり
プロのランナーでした。


ソマリア出身だと言うアーメッドくん。


11歳の時に家族とアメリカに移住。


それまでランナーとして走ったことは
なかったけれど、サンディエゴの高校で
才能を認められ、
この町の北アリゾナ大学から
フルスカラシップをもらって、
クロスカントリー部でトレーニングを受け、
1万メートルで大会に出場していたけれど、
卒業した後、
プロに転向したのだそうです。


今年、ハーフマラソンを2回走り、
タイムは1時間2分と1時間3分。


来年の1月(って来月ですが)、
ヒューストンマラソンで、
長距離に初めてチャレンジするのだそうです。


ソマリアでは走っていなかったけれど、
生まれ育ったところは
標高5000フィート(約1500メートル)で、
自分では自分の肺がそんなに強靭
だということには、
サンディエゴに来るまで
認識はなかったと言うことです。


そりゃそうですよね。
そんな標高で生まれ育って、
平地よりは薄い空気の中で暮らしていて、
その環境が当たり前だったわけですから。


そして何と、彼は例のスーダン出身の
ゴアくんとルームメイトなのでした。


彼が生まれ育ったソマリアも
アーメッドくんの説明では今は北と南に
分断、戦乱が続いているとのこと。


そういう点もスーダンと国家事情が
似ているね、と話しました。


ランニングパンツからのぞく
アーメッドくんの足の細さ。


あの細さもそんなに速く走れる、
1つの要因なのかなあ。









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