2016年8月9日火曜日

コロラドへ 1)コロラドの憂鬱








ちょっと時間が空いてしまいましたが、
先週1週間のコロラドへの小旅行のことを
記録代わりに書き留めておきたいと思います。


7月31日、日曜日の午前3時過ぎに
アパートを出発。

アルバカーキ、サンタフェから
コロラドに続くI-25フリーウェイを
北へ北へ。


サンタフェを過ぎたらもうただ真っ暗な道を
走り続けるだけ。

途中でとんでもないことがありました。


私たちは片側2車線の右側のレーンを
走っていましたが、
突然向こうから明るい光がとんでもない
スピードでこちらに向かってまっしぐらに‥‥。

あっと言う間に通り過ぎて行き、
私たちには一瞬何が起こったのかわからない。

少したって、車は逆行して来たのだと知り、
ぞっとしました。

もし私たちが追い越し車線を走っていたら、
正面衝突。
即死でした。

怖い!!!


3時間ちょっと走ってコロラドに入りました。

<カラフルコロラドにようこそ>
の看板が迎えてくれました。


とりあえずコーヒー、と調べてあったカフェ
を探しますが、
いつものごとく迷い、
結局バーでガラス磨きをしていた男性が
ていねいに教えてくれました。

自分たちが走って来た道路は
途中から一方通行だったのです。

フリーウェイを降りた時に
その道と並行して別方向に走る
道路を行かなくてはいけなかったのです。


ここからDenverダウンタウン周辺の
一方通行地獄にはまる私たちでした‥‥。









用事を済ませて、ダウンタウンで車を停めよう
思ってパーキング場の値段を見てびっくり。

Denverってそんなに高いの?

それならとメーターパーキングを探しますが
びっしり停まった車。


ランチに食べようと思って調べていた
ラーメン屋さんを探しがてらぐるぐる回って、
ようやく見つけたスポットは
マリオットホテルの真ん前。


車を降りたら、目の前のマリオットの壁で
何かが起こっています。


絵と文字の描かれた大きな幕のようなものに
クレーンで吊り上げられようとしている
ぺちゃんこの車?







その写真を撮る人も。









サイトでは日本っぽい内容に見えたのですが、
ナニ人がやっているのかわからないラーメン屋で、
不味い餃子とラーメンを食べて車に戻ったら、
ようやく車がほぼ定位置に
収まりかけていました。





HITS LEAD TO HITS

DON'T DRIVE HIGH


このプロセスを写真に撮っていた男性が
教えてくれました。








彼はこのプロジェクトに関わっている方で、
何とあのへしゃげた車を作ったのですって。


コロラドではマリファナが合法で、
それによる交通事故が多く、
このプロジェクトは警察がお金を出した
広告なのだそうです。


(マリオットの)壁を借りるお金から
全て彼らが支払ったんだよ。


車は発泡スチロールがメインで
全然重くはないんだ。



それでこのキャッチコピーの意味が
わかりました。



HITS LEAD TO HITS

(マリファナの)一服は事故への一歩


DON'T DRIVE HIGH

ハイになって運転はしないように



彼が言うにはコロラドでは医療用だけではなく
娯楽用のマリファナもOKで、
医療用に買う場合は税金はかからないけれど、
娯楽用には税金がかかるのですって。

ほら、タバコやお酒に税金がかかるのと
同じにね、と。

他の州からも買いに来るし、
このアリファナからの税収入が大きくて、
学校なども予算が潤っているんだけどね。


ふ〜〜ん、痛し痒しとでも言えば
いいのでしょうか。



✨✨✨



マリファナはOKなのに、
アルコールに厳しいコロラドの現実に
後で私たちはとんでもなく苦労させられる
ことになるのです‥‥。










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