2013年7月8日月曜日

ホピショウ 10)番外編・・・マリィのだんなさん、ビルの大冒険話



今回はマリィとビルの写真が
撮れませんでしたが、
初めて会った頃はあまり話もしなかった
マリィのだんなさんのビル。



ホピショウで一緒になり、
バカヴィのダンスでも顔を合わせているうちに
だんだん話すようになりました。


ビルはマリィとアキマの良きヘルパーですが、
アートやショウにはあまり
興味はなさそう(笑)です。


昨日もミュージーアムの中で出くわして、
話し始めると、話好きな彼の話が止まらない・・・。


ビルは北アイオワの人口2500人か多くても3000人
と言う小さな、冬は極寒の町の出身なのだそうです。



冬には雪が2メートルくらい積もり、
華氏0度!(ちなみに華氏32度が摂氏0度)
の日が何日も続く厳しい寒さ。


そんな町で育ったビルは高校生の時、
世はビーチ・ボーイズの時代。
友人3人と古いシェヴィーで何とロサンジェルスまで
運転して行ったのだそう。


ニューポートビーチまで行ったんだ。
その時の驚きと言ったら・・・、
まさに EYE OPENING だったよ。


そりゃそうでしょう。
60年代のロサンジェルスです。
そんな田舎の少年たちにとっては、
目にするもの、こと何もかもに
驚き、興奮したことでしょう。



無事にアイダホまで戻ったビルは今度は
高校を出た後、1人で
やはり古い車で同じことをしたのだそうです。
しばらくコスタメサに住んで、
そのうち車が壊れて、
ヒッチハイクでアイオワまで
戻ったんですって。


シアトルまで来て、そこで
ベリー摘みのアルバイトをして日銭を稼いだんだ。

だからベリー(ブルーベリーやラズベリー、
ブラックベリーのことでしょうか)
は今も好きじゃないよ。


そんな彼は結局寒さが嫌で、寒さから逃れたくて、
アリゾナ州立大学に入ったのだそうです。


一見堅物で気難しそうなビルですが、
中味は陽気なアメリカのおじさんです。
そんなビルから初めて聴いた冒険話。



なかなかエキサイティングでした・・・。


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