2010年3月12日金曜日

フェニックスにも春!イチローとリンスカムを見に

2日続いたスノーストームがうそのように晴れた日。
標高2000m、-3℃の世界。

2時間のドライブで着いたフェニックスは
ここも雨が続いていて、やっと晴れた、春の1日。
気温も15℃ほど。
すごく暖かいとも思えないけど、みんな夏のような服装です。





スコッツデール球場で、ジャイアンツ対マリナーズのオープン戦。
14000人収容というこの球場が、ほぼ満員でした。
パーキングはラッキーなことにすぐ近くのパブリックパーキングで
あったものの、チケットはもう外野と外野横の
長いベンチ席だけ。
お天気もあったのでしょうが、もう人でいっぱい。

私たちのとなりに座っていたお年寄りカップル。
シアトルよりまだ北の町から来ていました。
もちろんマリナーズファン。
息子さんがスコッツデールに住んでいるらしい。
古めかしそうな金色の腕時計をつけていらしたので、
それってアンティークかしら?ときいてみたら、シチズンよ。
買って7年くらい、という返事が返って来ました。
あなた、見える?と姿勢を変えて、私にきいてくれたおばさま。
そんなこと気にしてくれるなんて、やはりお歳と関係あるのかなあ。
ある時期まではアメリカ人だって、普通に良識的だったんだ。
今みたいにお金優先、自分第1ではなくて。
そんなことに感心しているうちに、
私の大好きなリンスカムはイチローには2塁打を打たれ、
私たちは写真を撮りに別の場所に。

そこで写真を撮っていたメキシカンの女性。
サンフランシスコから来ているのに、ドジャーズファン。
でもイチローも好きなのと、イチローにカメラを向けていた。
ペナントレースでもないのに、キャンプを見に、
そしてオープン戦に集まるベースボールファンたち。

かつてジャイアンツに在籍して名球会入りした選手たちが
サインボールを売っていました。
売り上げは寄付。
何て言うか、メジャーリーグのこの運営の仕方と言うか、
ファンサービスが徹底してる。
日本のプロ野球も見習わないと、とはつれあいの弁。


その後は、私の住む小さな町の1軒しかない映画館には決して来ない
映画を上映している映画館へ。
フェニックスでもこの映画館だけ、カンヌやヴェネチアで賞を取った
作品や、マイナーな映画を上映しています。
そこへポランスキーの<ゴーストライター>を見に。
面白かった!







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