2016年9月14日水曜日

IG ファルベン(ナチス)→バイエル→バイエル➕モンサント

独バイエル、米モンサントを6.8兆円で買収へ


 ドイツの医薬・農薬大手バイエルは14日、米国の農業・種子メーカー大手モンサントを総額660億ドル(約6兆8千億円)で買収する、と発表した。農薬や種子関連の分野で圧倒的なシェアを持つ巨大企業が誕生することになる。
 バイエルは農薬分野で世界大手で、遺伝子組み換え種子の製造や販売に強いモンサントは種子関連では世界首位だ。農業関連の業界では、新興国向けなどの需要が急増する一方、穀物価格の低迷や研究開発費の増加が経営の負担にもなる。両社は、統合により事業の効率化をめざす。
 バイエルのバウマン最高経営責任者は14日、「この統合は業界のリーダーとしての地位を得る重要なステップで、成長の加速につながる」との声明を出した。
 両社を巡っては、バイエルは5月に620億ドルでモンサントに買収を提案し、モンサントが買収価格が低すぎるとして拒否。7月の再提案も拒否した。バイエルがさらに価格を引き上げ、モンサントの経営陣が受け入れを決めた。
 買収は2017年末までに終える予定だが、米国や欧州連合(EU)など各国・地域の独占禁止当局が認めるかどうかが焦点だ。認められなかったときは、バイエルがモンサントに違約金20億ドルを支払う。
 バイエルは農業部門を、世界的な人口増で成長する分野として力を入れている。同社の農業関連部門は、17~20年に総額25億ユーロ(約2900億円)の設備投資をする計画を立てていた。ITを活用して農作物や土壌の状況を診断し、最適な農薬散布をする「デジタル農業」にも取り組む。同社幹部は14日、「農業は、世界で50年までに増える約30億人に、環境に持続的な方法で食糧を供給できるか、というチャレンジのさなかにある」とした。
 世界の農業関連業界では巨額のM&A(企業合併・買収)が相次ぐ。米化学最大手ダウ・ケミカルと2位で種子を手がけるデュポンは15年12月に合併を決め、当時の売上高合計が900億ドルを超えた。刺激を受けるかたちで、中国の化学大手、中国化工集団は今年2月、農薬分野で最大手のシンジェンタ(スイス)を約430億ドルで買収すると発表した。モンサントは昨年シンジェンタの買収を狙っていたが、バイエルに買収されることになった。(ニューヨーク=畑中徹、ロンドン=寺西和男)


⬆️の記事は今日の朝日新聞からです。
ドイツの化学・薬品会社バイエルがあの
(GMO)のモンサントを買収したというニュース。

バイエルって日本でもずいぶん長く、。確か
アスピリンで知られていますよね。

元々アスピリンと咳用に、中毒にならない
モルフィネということで、
ヘロインを作っていて、第一次世界大戦
までは<ヘロイン>として登録商標されて
売られていたのだそうです(ウィキより)。


そのバイエルは、第二次世界大戦前の
ドイツの化学産業を独占したトラストである
IGファルベンに加わって、
ナチスドイツに加担しています。


戦後、IGファルベンは解体されましたが、
バイエルはそのままビジネスを再開。

今に至っているようです。


ドイツにも闇の歴史があるわけです。



そのバイエルが何とアメリカの
モンサントを買収!

地球上にはGMO野菜があふれ出すの?!


バイエルも何を考えてるんだか。

願わくはEUが反対して、
この買収を阻止してくれることを!


でないと、ニール・ヤングも
やってられないでしょうに。






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