2011年5月8日日曜日

モエンコピへカチーナダンスを見に


今日の日曜日、フラッグスタッフからは一番近い
(とは言っても1時間と少し)ホピのヴィレッジ、
モエンコピであったカチーナダンスを
見に行きました。
↑の写真がナヴァホカチーナマナ(女性)。
(写真はバートン・ライト著「ホピカチーナ」から)
このカチーナともうひとつ別のカチーナが踊っていました。
縦に何本かの黒い線が入った白いマスクを
つけた歌い手もたくさん出ていました。
↑のカチーナのマスク、何だか日本の
ひょっとこを思い出すでしょう?
ナヴァホダンスは前にも見たことがあり、さすがに
狩猟民族のナバホらしく(?)か、歌も
テンポが速くて、どことなく勇壮な感じに聴こえます。

私たちが着いた時には、ダンスはもう始まっていて、
それが終わって
カチーナたちがプラザから出て行くのをそばで
見ながら、後ろを少しだけついて行こうとした
つれあい。
崖の下にあるキヴァへ下りて行く前に、
カチーナが配ったり投げたりする食べ物を乗せた
トラックが並んで何台か停まっているので、
私がそっちにはもう行けないよ、と言っているのに
まだ歩きかけて、
きっちり一人の女性から、ここからは来ないで
と言われていました。
ていねいに言ってくれたよ、ですって。
しばらく待って次のダンスを見て、風があまりに
強くなって来たので、それで引き上げました。
帰りのハイウェイ160では砂塵が舞い上がり、
車にざ~っと音を立てて細かい砂が。
目の前が赤っぽい砂の色に変わります。
今日はホピもフラッグスタッフも強風注意報が
出ています。
恐らく風速50mはあったでしょう。


モエンコピレガシーインの隣に出来ていた
デニーズ。
何と今日の5時がグランドオープニング。
中ではスタッフやその家族用に食事が出されていました。
中だけ見せてもらいに入ったら、従業員たちが
正面でミーティングの最中。
私のホピフードは出すの?というバカな質問に
何人かのホピの女のコが、あっちと
ホテルの方を指差していました。
ホピに来てホピフードを試してみたいと思った
観光客だろうなときっと思われたのでしょう・・・。

金太郎飴のようにどこにあっても同じメニューを
出すのがファーストフード店なのに、
ホピに出来たからってホピの料理も出すなんて
あり得ないはず・・・。

今日は母の日で、きっと今ごろすごい混雑して
いることでしょう。
リザヴェーションに出来たデニーズ。
ネイティヴの雇用が増えたのはいいことでしょうね。

それにしてもモエンコピレガシーインの中は
ホピ一色。
壁にはホピの畑でのセレモニーの種まきや
収穫などの古いモノクロの写真が展示されています。
1800年代後半や1900年代初めの頃のホピは
当然のことながら、細い!!

この頃のカチーナダンスを見たかったなぁとは
つれあいの弁。
さぞかし精悍、勇壮に見えたことでしょうね・・・。

さて今週末にはセカンドメサで
もう1回カチーナダンスです!!



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