一昨日のイチローの入団記者会見に関して、
<イチロー節が誤訳 料理が「人食い話に」>
という記事が日刊スポーツに載っていました。
「人食い話」はあまりにも
飛躍し過ぎ、かと思われますが。
日本語ではイチロー独特の言い回し
「自分がどう<料理>されるか」ですが、
通訳の男性はなかなか上手に訳されていた
ように思いますが、
(同時通訳しかり、どんな形であっても、
通訳という作業がどんなにむずかしいか、
想像出来ます)
<料理される>をそのまま<be cooked>と
訳していらっしゃったのですよね。
話は飛びますが、
村上春樹さんが先月末まで、
新潮社のウェブサイトで、
<村上さんのところ>という期間限定の
サイトをオープンして、
質問等を受け付けていました。
取り上げてもらえるかどうかは
わかりませんが、
あと2日早かったら、
質問したかったよね、と
家人と話しました。
このイチローの<自分を料理する>という
表現を、村上さんなら
どういうふうに訳されるのでしょうか、
って。
で、<(誰かが自分を)料理する、
(自分が)料理される>ですが、
イチローが言わんとしたのは、
きっと自分が(皆さんが書かれる記事の中で)
いかように扱われるか、
という意味ではなかったかと思います。
なので例えば handle、もしくは deal with
などはどうでしょうか。
私が意見を述べるようなことでは
ありませんし、
イチローは大好きな選手ですが、
もう15年近くアメリカに
いて、英語もかなりわかるはずだと思うので、
通訳がいることを考えて、
もう少し簡素なあいさつでも
良かったのではないかと。
独特の<イチロー節>をこの際、
封印して。
あぁ、それにしても英語は難しい。
と言うか、日本語の表現が
あまりにも豊か?あるいは多様?
と言うべきか‥‥。
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