2010年5月10日月曜日

Positive thinking

私はネガティブ思考の人間です。
物事をつい暗い方に考えてしまう。
つれあいからはいつもそれを指摘されます。
でも私は言います。
暗い方に考えていて結果が明るいものだったら、
ああ良かったと思えるでしょう?
その方が何か得した気分になるじゃない、と。

最近の田口ランディさんのブログを読んで、
その前半部分にいたく納得、同意しました。
私のようなネガティブ思考の人間に、物事はポジティブに
考えなさい、と言われてもそう出来ない分、それがよけいストレスに
なります。
いつごろからこの<positive thinking>という言葉が
巷にあふれ出したのか。
ずい分前の本ですが五木寛之の「大河の一滴」に書いてありました。
人生は苦しみの連続、その中でふと人のやさしさにふれたら、
生きてて良かったと思える・・・みたいなこと。
田口ランディも書いているように、何でも前向きに捉えないと
人生うまく行かないなんていう思想を押し付けるのははやめて欲しいし、
これこそアメリカ的発想だと思うのです。
話は全く変わりますが、インターネットで何かのニュースを見ていて、
それは仕事の前に公営の広場でパワーヨガを、という
ようなものでした。
いつからパワーヨガという言葉も定着したのか知りませんが、
(使い始めたのはおそらくマドンナかな?
どっちにしても<パワー>が好きなアメリカ人です)
私が学生時代(30年以上前!!)に習っていたヨガは
こんなんじゃなかった・・・。
こんな派手?なポーズばかりするのじゃなかった・・・。
パワーヨガ、これもアメリカの受け売り。
って言うか、温度をがんがんに上げた室内で、汗びっしょりになって
(そうなるのが目的)するヨガクラスもあるアメリカです。
やせるのに効率だけを考えたヨガ。
汗をかくことはいいことだし、大切ですが、人工的に室内温度を
上げた部屋でヨガを行うなんて・・・。
私も1度だけトライしたことがありますが、
ヨガをやるというよりは、単に汗をかくのが目的みたいに
感じました・・・。
先日ここで取り上げたスーパーマーケットの子供用
ショッピングカートしかり、
ローラーのついた子供靴しかり、
アメリカ発信のものに飛びつくのはいい加減やめてはどうか、
と思う今日この頃です。

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