2010年5月23日日曜日

いつの間にか消費税が、アラスカとアリゾナ

先日フェニックスへ野球の試合を見に行った時、いつものように
いくつかのマーケットで買い物したあと、球場内に持って入るミネラル
ウォーターを買い忘れたことに気がついて、お水だけを買いに
通りががりのマーケットに入ったのですが、お水は1本69セント
なのにレジでは70セントと言われ、あれっと思ってきいたら
フードにも消費税がかかる法律がつい先日決まったの、
という答えが返って来ました。
上のレシートはその日買い物したホールフーズマーケットのもの。
Fのマークはフード、Tはタックスがつくという意味。
下のは先月ロサンジェルスで買い物した時のレシート。
Fはフードでこれは消費税がつかないということ。
シャンプーなどは消費税がつきますが。
そしてこの下の、その日のホールフーズマーケットのレシート。
食品以外のものの消費税は下がったものの、日々の<食>に
2%のタックスが加わる方が結局消費税を多く払うことになります。

カリフォルニアも(今のところまだ)日々の食材に消費税は
かからないけれど、他州にはすべてものに消費税がかかるところも
けっこうあるみたいです。
長年ロサンジェルスにいて、フードには消費税がかからないことに
慣れていたので、日本に帰った時、スーパーでの食材の買い物に
消費税がつくのはこれはきついなあと思っていました。
アリゾナは先日アメリカ全州で一番厳しいSB1070という
違法移民についての法律が通った州。
どうしても好きにはなれない州です、本音はね。
だからダイアモンドバックスも、(スティーブ・ナッシュは好きだけど)
フェニックスサンズも応援しようという気にはなれない。
フェニックスサンズと言えば先日仕事場に
ホピのシルバースミスの巨匠(と言われています)、
ジェイソン・タカラがやって来ました。
サンズの黄色いTシャツにゴムのビーチサンダルで。
私が(プレイオフで)レイカーズを応援していると言ったら、
サンズが打ち負かすから
みたいなことを言って帰って行きました。
彼はアリゾナの人だからやっぱり地元を応援するでしょうね。
自然は好きだったけど、保守的な州アラスカ。
ホピのシルバースミスや地元の白人のアーティストたちと知り合えて
仕事自体はなかなか他州では(お隣のニューメキシコは別ですが)
ない職種で興味深いのですが、やはりレッドネックで
好きにはなれない州、アリゾナ。
共通するのは両方ともネイティブの人口が多いこと。
しかもペイリン(アラスカ)とマケイン(アリゾナ)という関係。
リベラルなカリフォルニア以外で住んだのがこの保守的な
2つの州というのも何だか不思議です。

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