2010年5月1日土曜日

トイレの神様

芸能ニュースで見た「トイレの神様」。
トイレの神様?
それは川西市出身の、まだ27歳のシンガーソングライターの
作った歌でした。
お手洗いに神様がいるというのは
私も母から言われて育ちました。
だから決して唾をはいてはいけないのよ、
いつもきれいにしておかないといけないのよ、と。
昔の日本では、かまどにも神様がいたし、
お正月には水道(の蛇口)にもしめ縄を飾っていた
ように記憶しています。
この消費大国アメリカに住んでいても、今もペーパータオルを
びしゃびしゃ使うことは出来ません。
紙は神と教えられた世代です・・・。
日本人はね、自然界にいっぱい神様がいると
信じてるの、とアメリカ人に話す時、
私たちの言う<神様>がキリスト教での
<全能の神GOD>と全く違うものだと説明することが、
まず困難なのですよね。
日本人が言う神様はもっと身近、というか
要するにそれは<霊>、英語で言えば
スピリットとなるのでしょうか。
山には山の、森には森の、海には海の神様。
岩にも、木にも神様はいた。
「トイレの神様」を作って歌うこのシンガーのおばあちゃんは
きっと、孫娘がお手洗の掃除をいとわないような、
お嫁さん、女性になって欲しくて、歌詞にあるような
言葉を孫にかけていたのでしょう。
そういう思想がなくなったら、日本もおしまい。
アバターなんてくそくらえ。

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