2010年5月11日火曜日

歳をとるということ

仕事場のお店にちょくちょく来る白人の
50代女性と先日、石を見せながらひまにまかせて 
色々話していました。
お姉さん(か妹)がアラスカのワシラ(かの共和党副大統領候補の
ペイリンが住んでいる町)に住んでいるという話から
私もアラスカに住んでいたことがあるの、ということで
しばしアラスカの話題に。
行ったことあるの?と彼女にたずねたことから、彼女が
ひとりで79歳のお父さんを看ていることを知りました。
アラスカに行くには最低でも2週間は必要でしょう?
そんなに長くは家を空けれないの。
結婚して家庭を持ったのはテキサスで、今も21歳と26歳の
二人の子供はオースチンにいるとか。
私もね、若い時、父には苦労をかけたから・・・と
軽く微笑みながら話していた彼女。
私の働くお店に来ては、石やビーズを買って
ブレスレットやネックレスを作るのが彼女の息抜きなのでしょう。
この人もお店の常連のお客さんのホピの男性。
90歳近いお父さんのめんどうをリザベーションに住む彼と、
フェニックスの南に住むお姉さん(か妹さん)とで交代で
みています。
彼が狩りに行って家を空けると必ず「もう死にそうだ、
すぐに帰って来て」と
携帯に電話がかかるんだ、と話していました。
戻ってもお父さんはぴんぴんしている。
この間はちょこっと彼も不満をもらしていたけど、
お父さんを車でフェニックスに連れて行くのも、リザベーションから
4時間以上のドライブです。
いくら親のためとは言え、彼が負担に感じてしまうことを
誰が責められるでしょう。
そんな話を聞くたびに、長生きするのもなあなんて
つれあいと話します。
元気でいらればいいけれど、老いはそううまく行くとも限らないし
何が起こるか想像もつかない。
むずかしい・・・。
まあそういうことも考えて、出来るだけ体も鍛え、
出来るだけ長く自力で何でも出来るようにしておなかいとと
思う私なのですが・・・。
                

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