2010年5月16日日曜日

お江戸日本橋七つ橋!?


少し前にここで紹介した本「旧暦と暮らす」
の中に江戸時代の時間制についての章があります。
<草木も眠る丑三つ時>というのは今の時刻で
言えば午前2時半だとか、 
「お江戸日本橋七つ立ち」の<七つ>は
今なら午前4時。

まだ暗いうちに宿を発ち、山賊に出くわすことの
ないよう、遅くとも十六時、夕方「七つ」には
次の宿場に着くようにしていたのです。  

と書いてあります。
ふ~む。

私はずっと「お江戸日本橋七つばし(橋)」と
ばかり思っていた・・・!
この歳まで!!
つれあいにきいてみたら、彼もやはり
七つ<バシ>・・・。

まあこの歌を全部なんてとても歌えませんが
この歌いだしだけはしっかり覚えていました。
が、<立ち>と<橋>では大違い。


この本にはまた(これは別の本からの引用ですが)
人間一人当りの生存に必要なエネルギーは
電気、ガス、石油を全く使わなかった時代では
今の1/55(55分の1)以下だったという記述もありました。
子供から大人まで今や大問題である
アメリカ人の肥満。
この大国の消費エネルギーと消費するカロリーは
地球的に見て<脅威>であるはずです。
なのにそういう意識からおそらく一番遠い国民で
あるのも事実です。
寒い時、オフィスのヒーターをいったんつけたら、
ランチでいない時も、帰る時でさえ、消さない
仕事場のマネジャー。
ネイティブアメリカンである彼女の頭の中は
一体どうなっているのか・・・。
エヤコン、ヒーター、洗濯機。
省エネや節水の知恵と技術に長けた日本人が
アメリカに、世界に発信できることはないのか。
アメリカ発信のものを取り入れるだけではなくて。

パタゴニアのキャッチフレーズではないけれど
LIVE SIMPLY
これに尽きるのだけれど、
耳が痛いです・・・。


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