2017年10月3日火曜日

徹底した個人主義?それともメンタリティの違い?



ラスヴェガスでの無差別殺人から2日たち、
犠牲になった人々の名前や
救助にあたった人たちのストーリー
が次々と明らかになっている中で、
フロリダに住むという
犯人の兄弟がインタヴューに
応じていました。


その兄弟の態度というか、
口調があまりにも普通で、
肉親が、一番近い兄弟がアメリカ史上に残る
あれほどの残酷卑劣な犯罪を起こしたことを
まるで他人事のように話す様子に
私はびっくりしたのです。


これは今日、友人と電話で話していて、
彼女も全く同じ感想を持っていたことがわかり、
犯人の兄弟に対するこういった印象は、
日本人なら共通のものなのか、
それともたまたま彼女と受け取り方
が似ていただけなのか、
考え込んでしまいました。


これが日本人であったら、
おそらく顔も出せないだろうし、
姿を現したとしても、
涙ながらに平謝りをするのではないか
と想像するのですが、
このへんが個人主義のアメリカ人なのか、
単純にこの男性のメンタリティだったのか。


彼らの父親がかつて銀行強盗犯で、
FBI'S MOST WANTED
の10人の中の一人だったということは
日本のニュースでも報道されていたと
思いますが、
父親は懲役20年の刑を受けて収監されたのに、
脱走して、それで10人のリストに入った
のですが、
彼がリストの中で一番長く残った
(=一番長く逃走していた)のだそうです。


インタヴューに応じていた兄弟も
父親の逃走中に生まれて、
父親のことはほどんど知らないと
話していました。


どんな人生を送ってきたのか、
この父親の子供たち。


何もかも凄まじいですよね。


銃を改造したり、かなり計画的だったような
今回の犯行、犯人の動機は
いまだわかっていません。



ここまでの事件が起こっても、
銃規制について何のコメントも出てこない
トランプ、並びに共和党。


救いようがないです。










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