昨日ロサンジェルス総領事館から
送られて来たメールを
MIZUMIさんがフォーワードしてくれたのを
読みました。
昨今の中国人の反日デモ等に関する注意を
喚起するという内容です。
私たちは海外にいて何かの場合に日本政府が
即座に対応してくれるとはとても思っていないので、
在留届も出していない、良き在留邦人ではありません。
だから領事館からそんなメールは来ませんが、
でも注意をしろったってどうやって?
ですよね、とMIZUMIさんともスカイプで会話。
☆
話は変わりますが、今日も仕事場で
寄付されたモノ、モノ、モノいっぱいに値段付け。
今日は店内のバッグ類が減っていたので、
それを補充すべく、ひたすらTOTEと呼ばれる
プラスチックの箱からバッグを取り出しては
選別して値段付け。
ハンドバッグ類は外見と内側の汚れ、中のタグも見て、
どこのブランドのものか(ほとんどはタグもない、
ノーブランドなんですが)、
材質がレザーかそうではないか(ほとんどが
ビニールです)、等々チェックしてから
値段を付けます。
バッグの内側の中ほどには必ず、
どこ製かのタグも。
そしてその99%は中国製です。
ここのところの中国での反日デモ、日系企業等への
破壊行為はただひどいとしか言いようがありません。
でもこれは反日ではあるけれど、
反政府でもあると指摘している日本人もいます。
貧富の格差の膨大な広がり。
先進国で出回る一体どれだけのものが
中国製でないでしょうか。
私が思うに、洋服からトルコ石からジュエリーなどの
装飾品、洋服、靴、日用雑貨、食料品の原材料、
コンピュータ、携帯電話、家電製品、
ありとあらゆる種類のもののほとんどが中国製。
<これがこんなに安い!>のは中国での安価な労力で
生産出来たからでしょう。
日系の企業の現地雇用者への待遇が
どんなものなのか、私は知るよしもありませんが、
現地へ赴く日本人の方たちもそれなりに
ご苦労があり、現地の雇用者との
軋轢がないように苦労されているのではないのでしょうか。
でもこれだけ中国で生産されたものが先進国に
あふれているとは言っても、中国の庶民
(特に地方や田舎の)
あふれているとは言っても、中国の庶民
(特に地方や田舎の)
はきっとちっとも裕福には
なっていなくて、怪物のようにのし上がった一部の
超富裕層が栄華を味わっているだけなのでは
ないでしょうか。
あんなひどい破壊行為を許すわけには行きませんが、
企業人はここで今一度、
地球規模で「人にも地球にもやさしい」
ものの生産のあり方を再考する必要が
あるのではないしょうか。
アメリカでは食べ物は今<ローカル>がホットです。
なら他のものだって<ローカル>に少しでも
戻せないのか。
結局<効率>と<利潤>だけしか考えずに
ビジネスを広げた結果が世界中に
中国製をあふれさせたのではないのか・・・。
その恩恵を一番享受しているのは他ならぬ、
アメリカだとは思いますが。
☆
昨日も書きましたが、この町でのグッドウィルへの
寄付の量はすごく多いですが、その90%は
日本人から見たらジャンクです。
安物を買いまくっては乱暴に使って
そして寄付するというのがこの町の人の習慣?
なのでしょうか。
それにしてもごみとしか言いようのないものを
これでもまだ使えると思って寄付するのか
単に捨てるよりはましと持って来るのか、
私にはこういうのが全く理解出来ません・・・。
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