2012年9月3日月曜日

ルイス・テワニマレース その6)ファイヴフィンガーで走っていた人がいた!


昨日のレースの続きです。

年齢枠(多分40代)で3位に入賞していたホピの男性。

ファイヴフィンガーの新しいヴァージョンのを
履いていました。

私のはマジックテープですが、
彼のはひもになっています。
長い足の指と、すごいしゅっとしたまっすぐな
足の持ち主である彼は、
ファイヴフィンガー用のソックスもはいていました。





何だかスパーダーマンみたい・・・。





ルイス・テワニマのレースこそ、ファイヴフィンガー
で走るのがぴったりという気がします。

今回でこのレースに出場するのは5回目で、
今回つくづく、このコースはある意味
理想的なトレールランのコースではないかと
感じました。

下り、上りが繰り返し、岩と岩の間の
細い石段も下って、上って、
メサの崖ッぷちのフラットな部分と、
変化に富んでいます。

最後の方で、舗装はしていないけれど、
ダンプカーで固めた、走りやすいダートロードに出たので、
最後の急な石段上りがなくなったのかと
一瞬、助かった!と思ったら、
すぐに今まで通り、あの急な石段へと続くトレールへ。

アルヴィン曰く、雨でコースの一部がすぐに修復不可能で、
それで急遽、変えたのだそうです。

彼はまた最後の険しい上りの階段から、
かつてのションゴパヴィが見えるんだよ、と言っていました。

スペイン人のキリスト教布教に反発して
起こったプエブロ・リヴォルト。
その後、ションゴパヴィの人々はスペイン人の襲撃
から身を守るために、メサの下から、
このセカンドメサのてっぺんに移ったのだそうです。

廃墟のあとがまだ少し見えるはずだよ。

あの最後の岩登りではとてもじゃないですが、
下の景色を見る余裕はないのです・・・。

でもどうせはいつくばって上る石段だから、
(だから私は軍手をはめて走ります)
来年はちょっと下を見下ろしてみようかな。

 

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