読売新聞の国際欄に
<医療保険の加入義務化は違憲、米高裁>という
記事がありました。
時の大統領がこぎつけた法律(医療保険制度
改革法)に高等裁判所が違憲だという判断を
下したのです。
*
かつて私の母がよくこぼしていました。
お父さんはこんなに社会保険を払っているのに
病院に行ったこともない・・・。
確かに日本では国民健康保険から脱することは
出来ません。
健康で病院に縁のない人も国民健康保険料は
収入に応じて徴収され、
その中から医療費が支払われる。
それをアメリカ人は不公平だと感じるのですね。
確かに不公平かも知れませんが、それが
国家の相互扶助というものです。
自分は病院にも行かない健康体なのに、保険料だけは
徴収されている。でもいつか自分も
お医者さんや病院のお世話になるかも知れない、
その時のことを思えば、これも仕方がない、
と思えないのですね、アメリカ人は。
確かに不公平かも知れませんが、それが
国家の相互扶助というものです。
自分は病院にも行かない健康体なのに、保険料だけは
徴収されている。でもいつか自分も
お医者さんや病院のお世話になるかも知れない、
その時のことを思えば、これも仕方がない、
と思えないのですね、アメリカ人は。
だって(誤解を恐れずに言うなら)アメリカ人って
自己チューですもの。
相互扶助なんてとんでもない。
世界でアメリカがやっていること(戦争、日本の基地)
を見てもわかるでしょう。
オバマ政権は連邦高裁に上訴する見通し、と
載っていましたが、どうなることやら。
国民皆保険なんて夢のまた夢でしょうね、
この国では。
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