2011年8月7日日曜日

ナバホショウ

今週末は北アリゾナミュージーアムで
ナバホショウです。
7月のホピショウに続き、夏のメインイヴェントです。
今日、日曜日、足を運んでみました。
だんなさんのスティーヴは、サンタフェのインディアン
マーケットに向けて、スタジオでジュエリー作り。
で、マリアンは一人で出ていました。
私たちが行った時は下の息子のクリーが
来ていました。

マリアンのテーブルでふと見つけたトゥーファ
キャストのペンダント。
上の息子でシルク・ド・ソレイユで
フープダンスを踊るナコタの作品です。
えーっナコタもジュエリー作るの?!

彼らは子供たちが小さい頃からスタジオに
連れて来ていて、子供たちは自然に
ジュエリー作りに興味を持ったとか。
ナコタの弟、クリーの作品もありました。
ナコタもクリーもなかなかセンスがいいのにびっくり。
ナコタは小さい頃から<トカゲ>が好きで、
見つけたら手に取っていたらしい。
ジム(・モリソン)に聞かせたい。

裏にはNAKOTA と入れたつもりが
NとKが逆になってるの、とマリアン。
トゥーファの場合、刻印を逆に入れないといけないのが
間違ってそのまま彫ったのでした。
ナコタのペンダントはつれあいが気に入って、
買いました。
家に帰って黒の革ひもとホピのチェーンでためして
みたら、やはりシルヴァーのチェーンの方が
合うのじゃないかという私の意見で、
チェーンにつけることにしました。
そのスティーヴとマリアンももう少ししたら
ニューメキシコに引っ越してしまいます。
ジュエリーのことだけではなく、日常的に
話の合う数少ないネイティヴの友人がこの町から
いなくなるのはすごく淋しいです・・・。
特に女性同士の話が出来る、マリアンがいなく
なるのは・・・。


私が習いたいと思っているフルート製作者であり、
演奏者でもあるアーロン。
ヒマラヤ杉で作ったフルートを出していました。
ダブルフルートは初めて見たので、
彼に吹いてもらいました。
縦笛が二つくっついているのです。
片方づつ、または両方一緒に吹いています。

この笛の音がたまらなく癒される音色です。
2時から外のテント会場で演奏するんだ、と
言ってくれましたが、私たちは待つ時間がなくて
それは見れませんでした。



日曜日でも人は多かったナバホショウ。
でもやはり数年前に私が初めて来た時のことを
思えば、出展者は減っています。
特にジュエリーを出すアーティストは。
やはり今の銀の値段の高騰が影響しているのでしょう。
それにしてもトラディショナルなナバホスタイル
(スタンピングワークなど)のジュエリーは
全く見かけず、私としてはちょっとがっかりでした。

帰りに寄ったダウンタウンでのアートショウは
来ていた人もまばらで、出展者も少なかったです。

この不況とシルヴァーやその他の材料の高騰で、
作るジュエリーが売れる人とそうじゃない人の区別が
はっきり出て来ているように感じます。

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