2010年9月8日水曜日

Guide Dog Awareness Day (盲導犬を知ってもらう日)チェイススタジアムで

日曜日にセカンドメサで10kmのレースを走って、その日は二人とも
くたくた。
家に帰ってシャワーを浴びて、ひたすら眠りました。
次の日、月曜日のレイバーデイはフェニックスへ。
おなじみのチェイススタジアムで、SFジャイアンツとDバックスの試合を見に。
0-0で9回表、ジャイアンツの攻撃を見終わって席を立ちました。
(いいところまで行くのに点が入らない。
ジャイアンツの外野手の好プレイは見れましたが。
後でテレビでジャイアンツが勝ったと知り、ほっと・・・。
次の日はリンちゃん<と私は呼んでいます。ティム・リンスカム>
だったけど、翌日は二人とも仕事で来られないので、
この日の試合になりました)

出口に向かって歩いていたら、通路際でワンちゃんたちがソックスを
履かされているところに出くわしました。
きけばこのワンちゃんたちは盲導犬としてトレーニング中なのだとか。
「今日はDバックスのGuide Dog Awareness Dayなの」と
1番下の写真のスーザンさん。
「盲導犬のこと知ってくださいね」と観客を啓発する日とでも
言えばいいでしょうか。

そう言えば試合の始まる前の国歌斉唱も、フェニックスの
盲聾唖学校の生徒たちで歌われていました。
歌うのは黒いサングラスをかけた(おそらく全盲の)女性で
彼女をはさんで左右5-6人ずつのこちらはきっと聾唖の女の子たちが
歌詞を手話で歌っていました。
これにはちょっと感動して、一瞬カメラを取り出そうと思いましたが
ちょっと不謹慎かなとやめました。

仕事場にここのところ2度、聾唖のお客さんが来ました。
最初はナバホの若い女性。
筆談で欲しいものをきいて、探してあげました。
その次はテキサスから来た老年に近いカップル。
二人とも聾唖者です。
奥さんの方がお買い物。
ここでも筆談でした。
目が見えないのは何と言ってもやはり1番大変なんじゃないかと
私などは思ってしまいますが、
このお客さんたちは見ることは出来ても、音の無い世界で生きているわけで、
テキサスから車を運転して来ていたこのご夫婦も
音の無い中のドライブってどんななんだろうと
考えてしまいました。

この日の試合で手話で歌っていた聾唖の彼女たち。
ちょっと胸が詰まりました。
この黒いワンちゃんはラブラドールリトリバー。
スーザンさんが連れているのはゴールデンリトリバーの
9ヶ月のヌーリー君。
これから訓練に行くのだけど、何せ外は37℃のフェニックス、熱くなった
アスファルトでやけどしないようにと、このソックスを
はいてのお出かけでした。

Dバックスも色々やってるんやね、とちょっと感心した私たち。
日本のプロ野球も、始球式や国歌斉唱に、
タレントばかり呼ばないで、こういうことを少しはまねすればいいのにと
二人でかわいいワンちゃんたちをなでながら思ったしだいです。

私の質問に、盲導犬はパートナーの指示でだけおしっこをするの、と
教えてくれたスーザンさん。
このワンちゃんたちもこれから厳しい訓練をくぐり抜けて
立派な盲導犬へと成長して行くのでしょう。
ちょっとかわいそうな気もしましたが、何と言ってもパートナーの
<目>となるのですものね、それってすごいことですよね。
頑張れ、ワンちゃんたち!!

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