負けないように枯れないように、黙って咲く花になろう
ってミスチルが歌っていたような・・・。
いつも仕事の帰りに少しだけ歩く途中の駐車場で、ふと見れば
何もないコンクリートの隙間から野生のひまわりが
咲いていました。
今住む町に引っ越して来て、夏の終わりから咲き始める
野生のひまわりを、そうとは知らず、咲いている道ばたに建つ
オフィスの中へ、この花をもらっていいか、ききに行った私。
「それは野生だから好きなだけ取ればいいよ」と言われて、
これは野生のひまわりなんだと初めて知った私。
少なくともロサンジェルスでは見たことがなかった・・・。
でもよく思い出してみたら、それこそずいぶん前のミスチルのCDのジャケットにも
一面に咲き乱れるひまわり(畑?)の写真が使われていたし、
それと瓜二つ写真を、LAの知り合いのカイロプラクターの先生の
オフィスのカレンダーで見て、思わず、これください!と
無理を言ってもらいまでしたこともある、
まさにあの風景が、この町で私が目にする、野生のひまわりの群生
なのでした。
それは遠くから見たら真黄色で、花屋で売っている
ひまわりの花は好きではない私も、この野生のひまわりは大好き。
小ぶりで、可憐で、けなげで・・・。
アラスカでヤナギランが咲き始めたら秋の始まりのように
このあたりでは野生のひまわりが咲き始めたら夏の終わり。
下の写真は遅咲き?のもの。
これは今を盛りに咲いていました。
誰が肥料をやるわけでもないのに、毎年、野生の花たちは
雨と土だけを養分に、こうして花開きます。
野に咲く花。
美しく、たくましいのですね。
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