今朝、仕事に行くのにアパートのパーキングまで来たら、
アパートのオフィスでパートタイムのマネジャーをしているアンジーに
ばったり出くわしました。
元気?
A たった今病院から出て来たところなの。
どうしたのよ?
A 2日間吐きっぱなしで病院へ行ったら、また手術。
彼女は3年ほど前に胃がんで胃の手術をしています。
A 最初の手術から私、これでもうあと3回も同じところを切ってるのよ。
とTシャツを捲り上げて、手術痕を見せるアンジー。
(胃を切った者同士だけが共有できるコト)
何が一体どうなっているのか・・・。
病院を変えることは出来ないの?と言いかけてやめました。
アメリカの保険制度は複雑で、制限が多く、日本の健康保険の
ように、基本的には誰でも、自分の行きたい病院、診てもらいたい
ドクターのところへ行けるわけではないと思ったからです。
ハズバンドも私のこういうのに疲れて来てるの・・・。
病気のつれあいを持つということは相手の我慢強さも試されます。
ホピの友人マーカスの奥さんRUTHも脳のがんと闘っています。
つい先だってはフェニックスの病院で放射線治療を受けていました。
数日間だけ病院が用意してくれたのは、冬のシーズンだと1泊500ドル
もするリゾート。
(夏場は多分あまり泊り客もいないのでしょう)
私がフェニックスに行く予定があったので、そこまで行こうかなと
電話で話していたら「迷う(ほど大きい)よ」、とマーカス。
そんなところに泊まって、セレブみたいじゃない、と言ったら
うれしそうに笑っていました。
食事はどうしてるの?とたずねたら、ここ(ホテルの)レストランは
高いから、マクドナルドだよ。
マーカスはあのひょうひょうとした性格もあり、いつもにこにこと
奥さんのめんどうをよくみています。
先日ホピで走ったがん予防のためのFUN RUN&WALK(競争じゃない
レース)で赤ちゃんを背負った家族や親子づれも多かったのは、
きっとみんな家族や親戚にがんの人がいたからでしょう。
ホピにも日本人にも白人にも、どんな人にも平等に降りかかる
がんという病気。
その病気と闘う人たちとその家族。
それぞれの状況があり、それぞれの受けとめ方があり、
それぞれのサポートの仕方がある。
これはおそらく<介護>にも言えることなのでしょう。
そう見たら、RUTHは幸せだなと思います。
どうぞみんな病気に(精神的に)負けず、毎日を出来るだけ
楽しく生きて欲しいです。
私自身もそう努めようと日々を生きています。
(そんなたいそうなことでもないですが・・・。ただ楽しみを
見つけて、こんなところに自己満足のブログを書くのが
精一杯?・・・)
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