2010年9月12日日曜日

真っ赤なポルシェ968カブリオレ、オーナーは79歳。ルート66クラブ

いつものように日曜日は朝早く(と言っても7時ですが)起きて
ダウンタウンでやっているファーマーズマーケットへ。
この朝市ももうあと数回でおしまいです。
今日はなくなったロイヤルゼリーを買いに。
聞けばはちみつ屋さんのロザたちは11月から始まるセドナの
ファーマーズマーケットにも出るらしい。
MOONRISE FARMで1番のりで美味しいトマトを買い、
あとは別のスタンドで卵やピーマンを買いました。

買い物を終えていつもはこのマーケット用に開いている駐車場が
入れなくなっているのでどうしたのかと思ったら
そこにはクラシックカーたちが次々とやって来て、
ご自慢のマシンを展示する会場になっていました。
近くの公園でもテントが張られて、ヴェンダーたちが集まって来ていました。
金曜日から始まっていたルート66クラブの主催する、
クラシックカーショウです。
そう言えば毎年あったように記憶しています。

今年はヨーロッパ車が多いと係りの男性がもらしていましたが
確かにBMW、フォルクスワーゲン、イタリアのスポーツカー、
MG、そしてポルシェ、と大きなアメ車が端っこで何だか
小さくなっているみたいです。
私の気を引いたのは真っ赤なポルシェ(山口百恵の歌ではないですが)。
特にポルシェのファンではないけれど、
この1994年製ポルシェ968カブリオレはすらりとして品がある・・・。

「僕が最初にポルシェを買ったのは1970年。
911Tだよ。
Tはターボじゃなく、TOURING の Tだよ。
まだ持ってるよ。
値段は7000ドルだった。
7000だよ、今、いくらする?!(と笑い)
このカブリオレは当たったんだ。
入っていたポルシェクラブがある病院のためのファンドレイジング
(基金集め)で会員にラッフルチケットを買わせたんだ。
1枚50ドル、2枚買ってね、それが当たったんだよ。
(さすがポルシェクラブ、やることがすごい!!)
車はただでもその年の税金、13000ドルも払わされた。
これも収入とみなされるからね」

リチャード(ディック)は79歳。
若いです!!
フラッグスタッフで教師をしていたと言います。
1987年にはリタイアしたと話していたので、66歳で退職しているのでしょう。

「この車が遠出したのはオレゴンまでさ。
あとは町の中をちょこちょこ走るだけ。
普段はトヨタカムリやトヨタの車にはよく乗った。
今は韓国車に乗ってる」

私にはなじみのなかった968というポルシェに気を引かれて
話したディックは気のいい(おじいさんではなくて)おじさんでした。
正直な気持ち、ほんの10分だけ助手席に乗って
ディックにドライブに連れて行って欲しいなって思ってしまった。
だってこれ6速ですから、私にはとても運転は無理ですもの。

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