2015年10月17日土曜日

フェアトレードの様々なカテゴリー、パタゴニアの挑戦








10月12日のブログで、
このマガジンに載っていた
フェアトレードの意味や認定内容について
書きました。

そこに書かれていたパタゴニアの取り組み。








フェアトレードの認定は、
食べ物だけに留まりません。

「倫理的なアパレル会社」としてすでに
リーダー的な存在であるパタゴニア
が試みたのは、
今までそういった分野までは誰も
踏み込まなかった、
(商品の)材料を供給する、
末端に至る労働者への酷使や虐待についての
監査です。


その中で1つ判明したことは、
そういった酷使や虐待は、
いわゆる<縫製>に携わる労働者
に対してではなく、
コットン素材になる綿の実から種を取る
作業をする人たちや、
撚糸作業を行う労働者に向けられていた
ということでした。

記事によれば、
パタゴニアのそういった監査をカヴァーした
the Atlantic という雑誌は、
たいていのフェトレードの認定や
監査の目は、縫製の現場にのみ向けられていて、
他の工程における問題は
置き去りにされたままである、
と強調しているということです。








私が買ったパタゴニアのオーガニック
コットンのパーカのタグについていたのは、
縫製においてのフェアトレード認定
のラベルです。


完璧にはまだまだ程遠いけれど、
こういったラベルは、
<フェアトレード>に関して、
消費者にある程度の情報は与えてくれます。

と記事の終盤に書かれていますが、
少なくても、こういった動きや取り組みが
ささやかでもニュースになるアメリカに比べて
日本の状況はどうでしょうか。


映画「シャーリー&ヒンダ」で
二人のおばあちゃんが言う、
これ以上の経済発展はいらない。

企業もこれ以上の発展を考えるより、
地球とこれからの人類のために
何か出来ることに頭を使った方がいいと
つくづく思います。


企業としての利潤は必要だけれど、
儲けることばかりではね。






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