2015年9月22日火曜日

エミー賞を取ったヴィオラ・デイヴィスと黒人差別



「黒人女性と他者の唯一の違いは、機会だけ」
(朝日新聞の速報より)
と涙ながらにスピーチをしたと記事にあり、
私はドラマすら見たことはありませんでしたが、
<エミー賞で黒人初の、
ドラマ・シリーズ部門の主演賞に輝いた>という
この女優さんのスピーチと涙に心を
動かされ、
どんな方なのか、調べてみました。


ヴィオラ・デイヴィスは1965年、
サウスキャロライナの祖父の農場で生まれて、
彼女が2ヶ月の時に
家族はロードアイランドに移っています。

彼女の父親は競馬場所属の
馬のグルーマー、トレイナーとして
母親はメイド、そして工場労働者として
働いていました。

お母さんは市民権運動の活動家でもありました。

ヴィオラは地元の高校に通っていた時
演劇に目覚め、
ロードアイランドカレッジから、
最終的にはジュリアードを卒業しています。


ひどい貧困の中に育って、
演技をし、
台本や寸劇を書くことが
そんな環境を抜け出す手段だった。

と話しています。


エミー賞での彼女のスピーチが聴きたかったです。

涙を流すほどうれしかったのでしょうね。

アメリカの黒人差別はなくならない。

彼女の涙がそれを的確に表しています。







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