2011年11月5日土曜日

つららと母語


仕事場で夕方気がついたら、つららが・・・。


9日月をバックに、屋根から垂れ下がるつらら。






仕事の帰りに写した9日月の写真です。

つららって英語で icicle と言いますが、
私がお店のナバホの従業員に icicle  bicycle
ライムしてる(韻を踏んでる)ねぇ、と言ったけれど、
彼女たち???。
おそらく英語の rhyme を知らなかったか
思い出せなかったのでしょう。

今日、一人のナバホの従業員に
ナバホ語と英語とどっちが先?ってたずねたら
もちろんナバホ語、という答え。
62歳と52歳の二人のナバホの女性が口をそろえて、
私の母親は学校に行ってないのよ。

確かにお店に来るナバホのお年寄りで
英語がわからなくて、娘や息子や孫が
ナバホ語で説明しているケースをよく見かけます。
まるでこの国にいる(もちろん全部ではありませんが)
メキシカンのように。
彼らも親はスペイン語しかわからなくて、
英語がわかる子供がスペイン語で親と
コミュニケーションを取っているというケースを
よく見かけます。

若い人がナバホ語を聴けて話せて、自分たちの
おじいちゃんやおばあちゃんと
コミュニケート出来るというのは
すばらしいことだし、大切なことだとは思いますが、
これがまたホピのお年寄りは
私の知る限りでは、みんな英語を話すのですよね。

<つらら>から派生?した、本日の
こんなお話でした。


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