ブラックフライデーの喧騒

いつの間にかポピュラーになった

ブラックフライデーという言葉。

サンクスギヴィングデー（感謝祭）の次の

金曜日からホリデーショッピングの幕開け。

連休を取る人が多いこの週末の

買い物客を目論んで、金曜日はビッグセール。

いつだったか、確かニューヨークのウォールマートで

朝早いオープンに押し寄せたお客さんが

将棋倒しになって亡くなったのはまだ

記憶に新しいです。

今日の USA TODAY に載っていた記事。

「サンクスギヴィングの日の営業時間に

悩む人も」というタイトル。

Black Friday は Black Thursday になるようで、

これがあまりうれしくない買い物客も従業員も

いるようです。

と言うのも

☆　トイザーラスはサンクスギヴィングデーの夜9時。

☆　  ウォールマートは同じく夜10時。  

☆　ターゲット、メイシーズ、ベストバイ、コールズ

は真夜中の12時。

にオープンと発表しているからです。

働く人はサンクスギヴィングデーに

ゆっくり家族との時間も持てない。

それにあるウェブサイトの調査によれば

1003人の回答者の87％の人が

サンクスギヴィングデーに小売店はオープンする

べきではないと答えていると書いてあります。

☆

何だか日本も耳が痛い？話題ではありませんか？

かつてお正月と言えば、お店はどこも閉まっていて、

三賀日の間、町はし～んとしていました。

デパートも確か3日か4日が初売りでは

なかったでしょうか。

（間違っていたらすみません・・・）

今やデパートも元旦から開けて、
繁華街は人でごった返しています。

もちろん昔はなかったコンヴィニは

年がら年中開いています。

お正月に日本にいても、あまり

お正月らしさを感じなくなってしまったのは

どのくらい前からでしょうか。

お店がブラックフライデーの開店時間を

ここまで早める傾向はちょっと

行き過ぎではないか。

こんな調子ならクリスマスにも開けるお店が

出て来るのでは、と言うマーケティングの専門家も。

セール商品を求めて競争する人たちの

人ごみの中にいるなんて耐えられない私には

あまり関係のないお話ではありますが。

でも私の仕事場も金曜日は1日だけの
スーパーセールなんですよね。

      サンクスギヴィングまであと1週間です。
！！！