2015年5月1日金曜日

ロサンジェルスで買ったもの 3)本、そしてサフラン・キッチン







今回はブックオフに2度、
足を運びました。


やはり、ブックオフは助かります(笑)。


ほとんどは家人が選んだもの。


私が選んだのは、
2段目右端の2冊、
ジョン・アーヴィングの
「サイダーハウスルールズ」


日本で友人から借りて読みかけて
1度、くじけています。


でもその後映画を見て感動しました。


1冊1ドル、上下で2ドルなら‥‥。


あとは中上健次、
ポール・オースター、
姜さんの「オモニ」は以前買った文庫本
が家で見つからなくて、
でも単行本であったので購入。



あとは、右の端っこの小さな赤い本。
これはミニツボ辞典。 




BORN TO RUN(遅ればせながら)も含めて、
全て家人が見つけましたが、
中村文則、中島らも、五木
は私も読みたい。











たまたま見つけて、アリゾナに戻って
すぐに読み始めたこの本。


だいたい翻訳小説が好きな私。


有名な作家以外は勘だけで決めちゃう
のですが、これは読み始めて
最初からぎゅっと、
心を掴まれています。


これも1冊1ドルで、
イラン系イギリス人の女性作家、
ヤスミン・クラウザーの長編。


イランの映画も好きですが、
イラン系の女性の作家が描く世界、
どんなものなのでしょう。









翻訳は小竹由美子さんで、
この名前に見覚えがありました。


以前やはりブックオフで買った
アリス・マンローの「イラクサ」の
翻訳者です。


その後、アリス・マンローは
ノーベル文学賞を受賞しています。


小竹さんの訳が、きっと私に合ってる
のでしょうね。


彼女の訳する文章が好きです。


アナタは翻訳小説が好きだね、
と家人にも言われますが、
そうかも知れません。


翻訳小説が好きと言うか、
古い表現で言えば<異国>の物語
が好きなのでしょうね。


インド系アメリカ人作家、
ジュンバ・ラヒリの「停電の夜に」
もこのブックオフで見つけて買いましたが、
彼女の描く世界も私には
非常に興味深く、引き込まれました。


同じアメリカに住む外国人という
立場、そしてそれぞれの母国の文化
や習慣、考え方などとの軋轢や葛藤。


そういうことが描かれたところに
惹かれるのかも知れません。


「サフラン・キッチン」は長編です。


じっくり味わいたいです。




0 件のコメント:

コメントを投稿