2015年4月5日日曜日

何様かしらねえ、「粛々と」なんて言う輩は



さらに、辺野古の移設工事をめぐり菅氏が記者会見や国会審議で繰り返し使った「粛々と工事を進める」との言葉を取りあげ、「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど、県民の心は離れて、怒りは増幅していくのではないか」と強く訴えた。


上は朝日新聞の昨日の記事からの引用。

菅官房長官が使った「粛々と進めていく」という言葉の「粛々と」。
私はすぐに引っかかりました。
かちんと来ました。
「粛々と」って何なの、それ、と。

そしたらやはり、翁長知事は言っていますね。
「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど、‥‥」

厳かに?、厳粛に?そんな悠長なこと言ってる場合じゃないでしょう。
こういうことで使うような<副詞?>でもないですし。
実際、意味がないと取られても仕方のない表現です。

文語的だし、こんな言葉使い、それこそ戦前を(私は知らないけど)連想させます。


お話は変わりますが、私がたった1冊読んだだけで、大好きになった沖縄の作家、目取真俊さんが先日、日刊ゲンダイのインタビューに答えておられた記事を、興味深く読みました。

興味のある方は日刊ゲンダイで検索してみてください。

目取真俊さんは、1997年に「水滴」で芥川賞を受賞されていますが、「水滴」、すばらしい作品です。よく、こんなストーリーを、と感動させられる物語です。


菅原文太さんも応援にかけつけた翁長知事。

アリゾナのこんな地にいる私に出来ることはないかも知れませんが、こんなささやかなブログの中ででも、ニュースで知る沖縄の現状を発することによってでも、少しでも読んでくださった方が、何かしらの行動なり、意思表示をしてくださる方向に行けば、うれしいです。





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