朝6時半の(欠けて行く)三日月。
窓ガラス越し、片手、でしか撮れなくて、 何枚か撮りましたが、 結局この写真が一番、今朝の月の形を 再現しているので、こんなヘンな写真ですが アップします。
何とも言えず、きれいな形でしょう?
「福島市の山林にクマ密集地‥‥」 というニュースが読売新聞に載っていました。
ツキノワグマを多分実際には見たことが
ないと思いますが、もしかしたら、
幼い頃に動物園で見ていたかも。
<熊>を身近に(と言うのもヘンですが)感じる
ようになったのは、アラスカに住んでからです。
今になって思えば、(料金は高かったけど)
カトマイのツアーに行っときゃ良かった、
なんて後悔しておりますが‥‥。
デナリ公園で見た金時豆ほどのグリスリーか、
アンカレッジの動物園で見た、
これまたおっきい(いえ、グリスリーは
ほんとにデカいのですが)グリスリーしか
見たことはない私ですが、
グリスリー、ブラックベアーともに、
私はアラスカで熊に魅せられました。
しかもアリゾナに引っ越して、
ホピの人たちとの交流が始まり、
ホピの中に占める<ベアー>の重要な位置を
知り、ますます興味がそそられてしまいました。
<熊>から目が離せず、
特に(自然環境が破壊され続ける)日本での
熊に関するニュースは
見つけたら、すぐに読むようになりました。
えさがなくて、里に下りて来た熊が人を襲い、
殺されたというニュースには、
いつも何とかならないものかと、
やるせない思いを感じていました。
そして今日の読売新聞のニュース。
福島県の西南部に生息するクマが
増えているらしいという。
このニュースで取り上げられている地区は
福島西南部。
直線で真東にはあの原発。
それでね、ふっと思ったんです。
熊たちは何を感じているんだろうって。
もうすぐ3年がたつ、東北の地震と原発事故。
熊たちは、風のにおい、山で得る食べ物、
土の感触に、3年前との
違いを感じているのでしょうか。
もちろん、感じていると思います。
放射能に汚染された自然界の<えさ>を
食べ続ける彼らにこれから、
何が起こるのか。
☆
「ぼくは熊のままでいたかった」
すばらしい絵本です。
絵本ですが、大人のための絵本
と言えるかも知れません。
<原発>は出て来ませんが、
開発とは何か、
考えさせられる物語です。
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