どういう経緯でだったかは、覚えて いないのですが、 数年前に、NBAがホピに寄付金を渡した 時の理由が、アリゾナで唯一カジノを 持たない部族だったからという ものでした。
先週の<ナバホーホピオブザーヴァー> の1面は、ナバホネイションが、 ニューメキシコ州で、あと3つの カジノを建設することに対して、 州議会で12対4の票で承認された という記事でした。
もちろんこれからまだ、実際の建設決定 が下されるまでには、いくつもの 承認を得ないといけないという 道のりはあります。
ナバホはすでにニューメキシコ州に3つ、 アリゾナに2つのカジノを持ち、 運営しています。
調べてみたら、ニューメキシコには、 ネイティヴ所有のカジノが25個あり、 ラグナ、ポワケは各4つ、 ナバホが3つ、あとは、 タオスプエブロ、テスキ、サンタクララなどが 1つずつですが、カジノを持っています。
ズニはニューメキシコですが、 カジノは持っていませんし、他にも、 ココティ、ナンベ、ズィアも持ちません。
何でカジノか?
雇用を作るため。
失業率50%などと言われる彼らにとって、 確かに雇用問題は切実です。 でもだからと言って、カジノ建設が そっくりそのまま、解決策になるのか。
建設で動く、様々な援助金も不透明な ような気もするし、 結局自分たち用の遊び場を作っているだけ じゃないの、と思わなくもない。
彼らにとっては手近なカジノ、 お金を使う、アルコール。 出来たら出来たで、 そこからまた別の問題が派生して行く。
部外者の私が意見出来ることではないのは、 重々承知してはいますが、 実際は一体どうなのでしょうか。
まだまだ先のことでしょうが、 この3つのカジノが建設されれば、 ナバホのカジノはニューメキシコとアリゾナで 合計8つ。
グランドキャニオン西部のロープウェイ を含む、大リゾート計画も含め、 アメリカインディアン、ナバホの行く道は 一体、どっちなの?
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