乗っていたのはこの<秋>という名前の女性。
ヘルメットもピンク!
きけばSCHWINNと言う自転車メーカーが
作っているということでしたが、
あとで調べたら、どうも作っているのではなく、
中国のメーカーの
スクーターを輸入して売っているらしい。
くわしいことはききませんでしたが、
ピンク色にしたのは乳がんキャンペーンの色だから。
ピンク色に乗ってるのは私だけだから、
「町で見かけたら、クラクション鳴らしてね!」
アメリカでは10月は乳がんキャンペーンの月。
わが仕事場でも初めて、このための
寄付を集め始めました。
1ドル、5ドル、10ドルと金額を設定しているのですが、
お願い出来ますか?とたずねたら、
1ドルならわりとすっとOKしてくれますが、
ぽんと5ドル出してくれる人もいて、
ちょっとうれしくなります。
ネイティヴの女性にも乳がんが多いのはお客さん
からも聞いたりして知ってはいましたが、
日本でも有名なアーティスト、
ナバホのキィ(・ヤズィー)は
おばさんが乳がんで死んだし、おじさんもどこかの
がんだったからね、と5ドルを。
ホピの女性も黙って5ドル、寄付してくれました。
☆
私のまわりにはがんの治療中、という人も
何人かいます。
がんという医師の診断はかつてほど致命的
なものではなくなった、とラジオでの病院のCMでも
流れていますが、それでもやはり
自分ががんだという宣告はショッキングであることに
変わりはありません。
そして手術や治療でどんなに完治、あるいはそれに
近い健康状態に戻れたとしても、
がんにかかる前の体の状態には
決して戻れない・・・。
何かしらの不便や不具合や不都合さと
一生付き合って行かないといけないということは
経験者でないとわからないことでしょう・・・。
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