2010年12月14日火曜日

久々のゴーヤチャンプルー

アメリカで手に入るゴーヤには私の知る限りでは2種類あるようです。
ずっとサンタモニカのファーマーズマーケットで買っていたのは
ラオス人のファーマーから買っていた薄緑色の苦瓜。

アラスカに引っ越して、アンカレッジのチャイニーズマーケットで見つけた
のは小ぶりで緑の色も濃く、外側のいがいが(?)がいっぱいある苦瓜。
インディアンビターメロンと呼ばれていました。
こちらの方が苦味も強かったけど、味自体も濃かった。
そして私はこっちのゴーヤの方が好きになりました。

確かずいぶん前のNHKの朝ドラ「ちゅらさん」で映っていた、
那覇の市場で山のように売られていたゴーヤもこちらの種類だったような。

フェニックスのアジアンマーケットにも2種類のゴーヤが売られていますが、
私が買うのはこのインディアンビターメロン。
(インド人も苦瓜を食べるらしくて、それでこういう名前がついたのかな)


先日LAに行った時、あるところで頂いたゴーヤがとても美味しくて
彼女の作り方をまねてみました。
私が作るのはいつもお豆腐とゴーヤだけのシンプルなもの。
この時のY子さん(ウチナンチュウ)の作っていたのは
少しの豚肉とゴーヤに卵も入っていました。
ってこれが一般的なゴーヤチャンプルーなのかな。

それで豚肉の代わりにベーコン、炒めたあとチキンスープストック、
お酒、お醤油、ブラックペパー少々で少し煮浸し、
卵であえて出来上がり。

ロサンジェルスで知り合ったもう一人のY子さんは、認知症に
なって沖縄に戻りました。
ゴーヤはもちろん、フチマージュシメー(ヨモギの炊き込みご飯)
ラフテーをよく作って食べさせてくれました。
お料理が上手だったY子さん。
お料理だけでなく編み物、お裁縫と手先も器用でした・・・。
マーサン、チュラカーギーなど沖縄言葉も教えてもらいました。
それをいちいちノートにメモする私を見て、
あんたは変わってる、とあきれていましたっけ。

LAではコリアンマーケットに行けば、春先と(確か)秋にも
ヨモギが出回り、それを買って来て私もフチマージュシメーを炊いたものです。

今回作った(というほどのものではありませんが)ゴーヤチャンプルー、
なかなか美味しかったです。

Y子さん、私のことも忘れてしまったんだねぇ。

0 件のコメント:

コメントを投稿