少し前に川上弘美さんのエッセイから
彼女が教師時代も職員室が苦手で
いつも<理科準備室>にいたというようなことを
書きました。
タイトルは「エレキな春」 。
エッセイを読み進んだらまたまた彼女の
一面を知る文章がありました。
タイトルは「金魚のC子」。
《以上は川上弘美エッセイ集<ゆっくりさよならを
となえる>から》。
☆
マリ子さんと私は、女子ばかりの中学校の
同僚だった。マリ子さんは有能な教師、
私は無能な教師という差はあったが、
二人とも教師というものの持つ
ある種の権威を苦手としていた。
これなんです。
私もそうだった。
あの「私たちはエライんだぞ」みたいな
雰囲気。
☆
アラスカでガイドをしていた時、一番やっかいな
グループが教師、医者、弁護士、公務員
などとささやかれていました。
悪く言えば<権威>をかさに、わがままを言う
人たちがこのグループ。
しかも自覚がない・・・。
もちろんこれは相対論ですが。
一部(であると信じたい)の<権威>
を身にまとっていると勘違いする教師。
これが体罰を生む土壌なのです。
川上弘美やその同僚のC子さんみたいに
<権威>が苦手くらいの人が、
おそらく生徒と同じ地点で向き合うことが出来て、
おそらく生徒と同じ地点で向き合うことが出来て、
教師には向いているのではないか
と個人的には思うのですが・・・。
と個人的には思うのですが・・・。
☆
とにかく私は男、女、若い、歳取ってるに
関わらず<エラそうにする人>が大嫌い。
英語ではBOSSYとなるでしょうか。
実るほど頭を垂れる稲穂かなですよね。
とにかく私は男、女、若い、歳取ってるに
関わらず<エラそうにする人>が大嫌い。
英語ではBOSSYとなるでしょうか。
実るほど頭を垂れる稲穂かなですよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿