2012年11月30日金曜日

働くという訓練が為されていないアメリカ人と、ランチ


今日の仕事場でのこと。
私がブレイクルームでランチを食べかけたら、
一人の女のコが入って来ました。

彼女もランチらしい。

何やら電子レンジで暖めてるなぁと思ったら、
彼女のランチはこれ↑でした。

彼女はパートでグッドウィルに働きに来ています。

学校にも行っていないようだし、どういういきさつで
働くようになったかは知るよしもありません。

少し前に20歳だか21の誕生日だとかで、
自分でピザをテイクアウトして、
他のスタッフにふるまっていました。

この彼女、小柄だし、顔つきはまだ
中学生でも通るくらいの幼さ。
なのに、来た早々、私にヘイ、ガール!何て言う
口のきき方。

とにかくひまがあったら、裏の作業場に来て
気に入りの男のコたちとおしゃべり。
さすがに最近はマネジャーもそんな彼女に
びしびし言っています。

作業場で何かを運んでいて、別の何かに
ぶつかっても知らんぷり。
ぶつかった箱がどっちを向いていようが、
ほったらかし。
その日の担当が決まっていて、マネジャーが
ホワイトボードに書いてあるのに、
それも見ているのか見てないのか、
誰かの指示がないと、何をしていいかわからない。
自分から何かをしようという気がない。

今日、私がランチに入る前に、シニアマネジャーの
ウィリアムから何か言われていたのが聞こえていた
のですが、彼女、ランチを食べながら鼻を
ぐしゅぐしゅしています。

私は何の言葉もかけませんでした。

パートとは言え、仕事に来ていると言う感覚がない。
働くとはどういうことなのか、全く身についていない。
遊び感覚で仕事場に来て、適当に楽しんでおしまい。



私のつれあいもいつもこぼしています。
サーヴァーたちのおしゃべり、携帯の
メッセージチェック。
タイムカードを押してからそういうことをしている
のだ、云々。

何て言うのでしょうか。
働いてお金をもらう、稼ぐという、基本的な
意味を教えられていないと言うのでしょうか。

私の仕事場でもウィリアムがいなかったら
すぐにおしゃべりを始めるヤツがいます。
さぼっている時にウィリアムが入って来て
何をしてるんだ、ときかれると、
理屈だけはちゃんと言い返すのです。

どんな仕事であれ、仕事に来ているという
意識が薄いように感じてなりません。



話は変わってそのランチを食べながら
泣いていた(ように見えた)彼女が食べて
いたのがこれ↑。
中を見たら何のフレイヴァーか知りませんが、
すごいオレンジ色!

前の仕事場でもそうでしたが、ナバホも含めて
アメリカ人はこれが大好き。
安くて手軽なのがいいのでしょう。

マルちゃんって日本では役所広司をCMに使うような
商品を出しているのですね・・・。
アメリカではもっぱらこのカップヌードル
<インスタントランチ>が人気です。

東洋水産のMARUCHANはカリフォルニアの
アーヴァインとヴァージニア州のリッチモンドという
ところで作られているそうです。

あまり体にいいとも思えないですが、
いつの間にかアメリカに根付いた、
MARUCHANです・・・。








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