2019年4月18日木曜日

環境問題なんて知ったことか、と言うアメリカ人



昨日の朝日新聞の記事からです。


大型ガソリン車がずらり NYでモーターショー開幕


ニューヨークでモーターショーが開幕しました。同じ時期に開かれている中国 上海のショーでは新型の電気自動車に注目が集まっていますが、ニューヨークでは大型のガソリン車が目立ち、各メーカーともブランドイメージを強調する展示となっています。
ニューヨークのマンハッタンで17日開幕したことしの「国際オートショー」では、トヨタ自動車が北米市場に投入するSUV=多目的スポーツ車を、スバルはクロスオーバーとも呼ばれるアメリカ市場で人気の車種の新型車をそれぞれ発表しました。

日産自動車は、GTーRとフェアレディZが発売からことしで50年にあたることから歴代のモデルなどを披露し、注目を集めていました。

会場には電気自動車なども見られましたが、メルセデス・ベンツはSUVの最上級車、アウディは600馬力を超えるスポーツカーなどを発表していました。

各メーカーともニューヨークに住む富裕層なども意識して高級モデルや主力のガソリン車をそろえ、ブランドイメージを強調していました。

モーターショーは世界各地で開かれますが、各メーカーはこのニューヨークと上海のあとは9月に開かれるドイツのフランクフルトのショーに照準を合わせることになります。

環境問題なんの 米国人はやはり大型車

アメリカの自動車市場は、年間2800万台の新車が売れる中国市場には大きく水をあけられていますが、それでも去年の売り上げは1721万台に達する世界2位の巨大市場です。

アメリカでは好調な景気を背景に、燃費のよい小型車よりピックアップトラックやSUVといった大きな車が人気です。

アメリカ商務省がまとめた去年の販売台数を車種別にみますと、セダンなど比較的燃費のよい小型車が530万台なのに対して、ピックアップトラックやSUVが1191万台と2倍以上となっています。

セダンの需要は減少傾向にあるのに対してSUVなどは増加し、2013年から売り上げの差は開く一方です。

環境意識が高いとされる西海岸などではハイブリッド車や電気自動車が人気ですが、全体としては「ガソリン価格もそれほど高くないし、車内は広いほうがいい」と大型でパワーのあるガソリン車の売れ行きが好調です。

ニューヨークと同じ時期に開かれた中国 上海のモーターショーでは中国政府の規制もあって電気自動車の発表が目立ちましたが、アメリカではガソリン車への需要が根強く、各メーカーは「二正面作戦」を余儀なくされています。

自動車メーカー 米国人の好みに合わせ

メルセデス・ベンツのアメリカ部門のCEO、ディトマー・エクセラ氏は「アメリカ市場の売り上げは安定している。とにかくアメリカのユーザーはSUVを好む傾向が強く、今のラインアップであれば今後の売れ行きにも楽観的だ」と話していました。
スバルオブアメリカの庄司仁也副社長は「アメリカでのガソリン車の需要は依然強い。アメリカではSUVがセダンに代わってメインの車種になってきており、そこで戦っていくためには、さらに魅力を持ったSUVを開発していかないといけない」と話していました。日産自動車は、GTーRとフェアレディZが発売からことしで50年にあたることから歴代のモデルなどを披露し、注目を集めていました。

会場には電気自動車なども見られましたが、メルセデス・ベンツはSUVの最上級車、アウディは600馬力を超えるスポーツカーなどを発表していました。

各メーカーともニューヨークに住む富裕層なども意識して高級モデルや主力のガソリン車をそろえ、ブランドイメージを強調していました。

モーターショーは世界各地で開かれますが、各メーカーはこのニューヨークと上海のあとは9月に開かれるドイツのフランクフルトのショーに照準を合わせることになります。

環境問題なんの 米国人はやはり大型車

アメリカの自動車市場は、年間2800万台の新車が売れる中国市場には大きく水をあけられていますが、それでも去年の売り上げは1721万台に達する世界2位の巨大市場です。

アメリカでは好調な景気を背景に、燃費のよい小型車よりピックアップトラックやSUVといった大きな車が人気です。

アメリカ商務省がまとめた去年の販売台数を車種別にみますと、セダンなど比較的燃費のよい小型車が530万台なのに対して、ピックアップトラックやSUVが1191万台と2倍以上となっています。

セダンの需要は減少傾向にあるのに対してSUVなどは増加し、2013年から売り上げの差は開く一方です。

環境意識が高いとされる西海岸などではハイブリッド車や電気自動車が人気ですが、全体としては「ガソリン価格もそれほど高くないし、車内は広いほうがいい」と大型でパワーのあるガソリン車の売れ行きが好調です。

ニューヨークと同じ時期に開かれた中国 上海のモーターショーでは中国政府の規制もあって電気自動車の発表が目立ちましたが、アメリカではガソリン車への需要が根強く、各メーカーは「二正面作戦」を余儀なくされています。

自動車メーカー 米国人の好みに合わせ

メルセデス・ベンツのアメリカ部門のCEO、ディトマー・エクセラ氏は「アメリカ市場の売り上げは安定している。とにかくアメリカのユーザーはSUVを好む傾向が強く、今のラインアップであれば今後の売れ行きにも楽観的だ」と話していました。

スバルオブアメリカの庄司仁也副社長は「アメリカでのガソリン車の需要は依然強い。アメリカではSUVがセダンに代わってメインの車種になってきており、そこで戦っていくためには、さらに魅力を持ったSUVを開発していかないといけない」と話していました。



⭐️  ⭐️  ⭐️


最近のロサンジェルスのフリーウェイでは
大きなピックアップトラックの数は
昔に比べてかなり減ったような気がします。

ところが田舎に来ると、その数が
ぐんと増えます。

この記事にもあるように、
アメリカの自動車会社は
排気量の多い、バカでかいトラックを
次々と発売するので、
道路には巨大トラックが増えるのです。


例えばかつての小ぶりだった
トヨタ<タコマ>さえびっくりするほど
サイズが大きくなっていますし、
アメリカでの需要に合わせて日本のメーカーも、
自社のピックアップトラックの
排気量や大きさを上げざるを得ないのでしょう。


荷物を載せるわけでもなく、
仕事用でもないのに、
アメリカ人はピックアップトラック
が好きです。

そしてそう言う輩は環境問題だの、
地球温暖化だのには興味もないし、
例えニュースで知ってはいても、
そんなこと自分が「知ったことか」
となるのです。

まさにあの高い運転席に自分が座っている
という優越意識に浸りたいがために
(としか言いようがない)
あんな巨大なトラックに乗るのです。

日本でもかつてアメリカを真似た
「大きいことはいいことだ」と言う
コマーシャルソングが歌われていた時代
がありましたが、
アメリカ人のメンタリティは基本、
あの時代から変わってはいないのです。


リベラルで意識の高い人々が多く住む大都会は
アメリカでは東海岸と西海岸にわずか。

あとは変化を好まず、この国が一番だと確信し、
最新のニュースにも疎い、
巨大トラックを乗り回す輩が住む
広大な「田舎」です。

そしてアメリカはそんな「田舎」の
メンタリティで出来上がっているのです。

でないとトランプみたいな人が
大統領になんてならないでしょう。


ニューヨークのモーターショウで
大型ガソリン車がずらり
というニュースはこの時代に?
と驚きもしますが、アメリカですもん、
さもありなんですね。








                 

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