今回、ホピのBaby Naming Ceremonyに参加して
感じたこと。
それは完全なるホスピタリティです。
昨日は夕方からパイをいくつ焼いたことでしょう。
そこに加えて、赤ちゃんの母親側の親戚たちが
次々と手作りの焼き菓子を持って来ました。
それは全て、父親側のファミリー、親戚
への「お土産」なのです。
室内でのセレモニーが終わると、
母親が赤ちゃんを抱いて外に出て、
二人で昇って来たばかりの朝日を浴びます。
母親と赤ちゃんは20日間太陽の光を浴びず、
21日目のこのセレモニーで初めて
外に出て太陽の下に出ることがかないます。
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昨日、羊を殺した日も、 朝早くから集まって来た父親側の女性たち の仕事がひと段落ついたら、 私たちは彼女たちに朝食をサーヴ。
30人近い人数に食事を用意するのです。
その後も作業は続き、 ランチも出しました。
大きなボウルに入れたシチューやサラダ を何人かに1つづつになるように、 テーブルに運び、 飲み物を聞き、 さながらレストランのサーヴァーです。
イヴェットも含め、母親側の女たちも 私も、相手側に行き届いたサーヴィスをする のに一生懸命です。
今朝はセレモニーの後、 まず父親側のファミリー、親戚の女性たち に朝食を出し、 彼女たちが引き上げる際には ブルーコーンの粉(これは母親側が相手側に 持たせる決まりになっているのだそうです)、 あとは金曜日に焼いたパン、 昨日焼いたパイ、 親戚が持ち寄ったケーキやクッキーなど 30人ほどの女性たち一人一人に お土産として持たせます。
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父親側の親戚一同が帰って、やっと私たち、 赤ちゃんの母親側の親戚が集まって食事です。
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シチューは昨日捌いた羊の肉 とホワイトコーン(ホーミー)のシチュー、 ヌックイヴィキ。 |
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イヴェットが自分の畑で採れたブルーコーン を乾かして、(おそらく)実を1つ1つ外して、 手で挽いたブルーコーンフラワー。
赤ちゃんの父親側へのお土産用に プラスチックのコンテイナー に入れたものがジェラルドの工房兼ショップ の床にたくさん置かれていました。
イヴェットが、帰る際に私にも 持たせてくれました。
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何十人分もの食事、お土産用のパン焼き、 パイ焼き、お料理、 そして洗い物、片付け、 長女のセリーン、自分の姉妹を含め、 自分側の女衆の中心になって働いたイヴェット。
本当に本当にお疲れさまでした。
Baby Naming Ceremonyのことは聞いて 知ってはいましたが、 こんなに大きな、 そして大変なイヴェントだったとは 今回参加するまで想像もしていませんでした。
招待してくれたジェラルドに感謝。
そして仲間として一緒に手伝わせてくれた、 イヴェットや彼女の親戚の女性たちにも 感謝です。
何年かぶりにホピで過ごした2日半は、 心洗われる時間でした。
Asquali!!!
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