EU市民8割超が廃止望む 政策変更検討も
【ブリュッセル八田浩輔】サマータイム(夏時間)廃止の是非を検討している欧州連合(EU)のパブリックコメントで、8割以上が制度の廃止を支持したと独メディアが報じた。夏時間を統一的に採用してきたEU域内では健康や睡眠への悪影響を示唆する研究成果などへの関心が高まっており、パブコメの結果を受けて今後廃止に向かう可能性が出てきた。
EUでは健康への影響などから加盟国フィンランドが夏時間の廃止を提案。欧州議会は2月、EU行政執行機関の欧州委員会に対し、夏時間がもたらすさまざまな影響を徹底的に評価し、必要な場合は改正も検討することを求める決議を採択した。これを受けて実施された欧州委のパブコメは今月16日に締め切られ、過去最大となる460万件が全28加盟国から寄せられていた。
独地方紙ウェストファーレンポストは28日、パブコメでは8割以上が現状の制度の廃止を求め、約300万件はドイツからの意見だったと報じた。ドイツで行われた別の世論調査では74%が夏時間の廃止を望むとの結果が出ている。
欧州委員会の報道官は29日の記者会見で、パブコメの結果は「近く発表する」と述べるにとどめた。報道官は、結果を参考に欧州議会などと連携しながら政策変更の是非について検討を進めると説明する一方、「住民投票ではない」として、パブコメのみで廃止を判断しないとの考えも示した。存廃については域内で統一した対応をとる見通しだ。
EU加盟国が共通して採用する夏時間は、3月の最終日曜日から時計を1時間早めて10月の最終日曜日に元に戻す。欧州では夜間のエネルギー消費を減らすことなどを目的に第一次大戦中に一時的に採用され、1970~80年代に再導入された経緯がある。日本政府は2020年の東京五輪・パラリンピックの「暑さ対策」として、夏時間の導入の可否について検討を始めている。
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上は数日前の毎日新聞の記事です。
とても興味深かったのでコピペしました。
アメリカは今日から9月です。
日も短くなって来ましたが、
まだまだサマータイムです。
元の時間に戻るのは11月の
第1日曜日から。
その頃には今よりもずっと日は短くなり、
元の時間に戻すと急に
日没時間が早くなった気がして
がっかりします。
考えてみたら時間を早めたり
戻したり。
時計の示す時間が変わったところで
人間の体内時計と営みは1年中変わらない。
そこで矛盾が出て来るのです。
アリゾナはナバホのリザヴェーション以外、
サマータイムはなかったので、
1年中、自然な時間の流れと
太陽の動きに沿った日々を送ることが出来ました。
天気予報の日の出、日の入りの時間を見て
何の矛盾も感じませんでした。
この記事を読んでヨーロッパ(EU域)
の人たちの方がいまだ人間として
自然の営みを大切に感じているのではないかな
と感じたのです。
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