樹木希林さん

今朝起きてマックブックを開けて飛び込んで来た

樹木希林さんの訃報に、

かなりびっくりしました。

全身ガンを公表されていましたが、

お元気そうな印象だったので、

こんなに急に逝ってしまわれたことに

ちょっとショックでした。

今年の夏、緊急のことで日本に帰り、

その時にたまたま上映期間も終わりに近い日、

観たかった「万引き家族」を観ることが出来ました。

観終わってしんみりと、

ちょっとこみ上げるものがありました。

「あん」の樹木希林が好きと言う

友人がいました。

「あん」は観れていません。

その中で樹木希林さん演じる主人公の言葉。

私たちはこの世を見るために、

聞くために、生まれて来た。

だから何かになれなくても、

私たちには、生きる意味があるのよ。

この世に生まれて来て「何か」

になれる人なんてごくわずか。

この世に生まれて来るほとんどの人が、

「何か」になんてなれないまま死んで行くのです。

そしてそれで十分なのですよね、きっと。

最低限のお金と友達。

これがあればなんとかなる

これは樹木希林さんの言葉。

人生で大切なことはモノでも

地位でも名誉でもない、

最低限のお金と＜友だち＞だと

希林さんは言っていたのです。

幸い私にも少しの友だちがいます。

残り少ない人生、

そんな友だちたちと生きて行きたい。

そんな友だちにも感謝です。