2010年8月16日月曜日

イムジン河、悲しくてやりきれない

            イムジン河 水清く
            とうとうと流る
            水鳥 自由に むらがり飛び交うよ
           
            言わずと知れたフォークル<イムジン河>。
            
            イムジン河 空遠く
            虹よかかっておくれ                        
            河よ思いを 伝えておくれ
            ふるさとを いつまでも忘れはしない
            イムジン河 水清く とうとうと流る

           私は井筒和幸監督が特に好きではないけれど、
           映画<パッチギ>はいつ見ても、つい涙が出てしまう。
           あの時代に自分も体験した、様々なことと重なって見てしまう。
           
           差別、葛藤、闘い、新しい命の誕生、それを塩谷舜の歌う
           このイムジン河でつなぐラストシーンは
           感動的でした。

           <イムジン河>のテープを逆に回して出来た
           と言われる<悲しくてやりきれない>も      
           好きな歌です。
           
           胸にしみる 空のかがやき
           今日も遠く眺め 涙を流す

           つらい時、悲しい時にこの歌を聴くと、
           そして歌うと、涙を流しながらもなぜか心が落ち着いて、
           力がわいて来る感じがしました。
           それがこの時代の歌の特徴だったのかも知れません。

           <イムジン河>や<悲しくてやりきれない>が
           作られた時代に、挫折や失恋を体験できた世代で良かった。
           とつくづく思います。
                       

0 件のコメント:

コメントを投稿