2013年6月19日水曜日

イーグルス!!!


















イーグルスのTシャツを着ていた若き(今は)家人に
おれおれ、と自分を指差したのがドン・ヘンリー。

70年代後半のロサンジェルスの、とある
日本レストランでのことです。

当時はそこくらいしかなかった日本のお寿司屋さんに
どういうわけか、当時のウェストコーストの
ミュージシャンたちがよく来ていました。

ジャクソン・ブラウンに出会ったものここだし、
J・D・サウザー、ネッド・ドヒニー、
ドン・ヘンリー、はてはジョージ・ハリソンまで
来たようです。

本人は来なかったけれど、ブルース・スプリングスティーン
のマネジャーが来て、チケットをまわしてもらった
こともありました。

70年代の話です。

そしてまさに70年代のウェストコーストの
ミュージックシーンが手に取るようにわかるこの
イーグルスの映画。
昨日ショウタイムという、テレビの有料チャンネルで
やっていました。



私はあの流行りに流行った<ホテルカリフォルニア>
は好きではありません。

それまでのイーグルスが好き。

そしてこの映画でもグレン・フライが話していますが、
ホテルカリフォルニアのアルバムを
レコーディングしている時にすでに
グループ内はもめていたと・・・。

イーグルスと言えば(私には)やはり、
Take it easy 、テキーラサンライズ、
ならず者、偽りの瞳でしょうか。

とにかくこの映画の<1>には
あの懐かしい<トルバドール>、
ジャクソン・ブラウン、J・D・サウザー、
リンダ・ロンシュタット、ジョニ・ミッチェル、
などあの時代の音楽を聴き親しんだ世代には
たまらないミュージシャンが出て来ます。

エコーパークのアパートの、
家賃が35ドルだった地下にジャクソン・ブラウンが
住んでいて、その上に住んでいたグレン・フライが
ジャクソンがいつもピアノを弾いて
曲作りをして、その合間にお茶をいれていたとか。
何度も練習していたそのイントロが
かの<ドクター・マイ・アイズ>の
イントロだったとか。



70年代。

やっぱり私にとって人生で1番強烈で、
多分1番輝いていて、忘れることの出来ない
時代でしょう。

あの時代の音楽を聴き、
あの時代に流行ったファッションに身をつつみ、
熱い討論をし、
熱い恋をし、
熱い涙を流したあの時代を生きた人なら、きっと
思いは同じだと思います。



時期は少し前ですが、
60年代のジム・モリスンはテキサス生まれ、
もちろんジャニス、
デトロイト生まれのグレン・フライ、
テキサスの本当に小さな町に生まれ育った
ドン・ヘンリー。

みんなある意味アメリカの<田舎>育ちが
LAを目指したわけですね。

ドアーズだってヴェニスのガレージで
練習していたと言いますものね。

やっぱり<夢のカリフォルニア>だったのですね。


今住む、砂漠の北アリゾナには
イーグルスの音楽がよく似合います。









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