2011年6月25日土曜日

タマレとメキシコ

長野の駅前の本屋さんでたまたま
古本市をやっていて、時間もあまりなく
ささっと見て回りました。
入り口の前のちょっとした広場に置かれた白い台に
並べられた本の数は期待していたほどはなくて、
でもこんな珍しい本を見つけました。
古本にしてはけっこう高い値段がついていたのですが、
こんな本にめぐり合うことはまずないだろうと・・・。



私の大好きなメキシコの民族衣装を
紹介した本です。
メキシコの歴史はすなわちインディオたちの歴史
から始まりますが、
そういう記述も興味深く読みました。
雨、とうもろこし、蛇を崇めるなど
ホピに通じるところもあり、ここでホピの人たちと
少しでも仲良くなれたことがこういう本を読んでも
理解しやすいというのはあるのでしょう。

小学校4年生の時、学校の図書館で借りた
「マヤ文明の秘密(?)」という本を夢中になって
読んでいた私にはあの頃すでに
メキシコにひかれる素地は出来ていたのでしょうか。
オハカに行った時、私の目に留まったのは
実はどれもオハカのまだ南、チャパスで
作られた衣装でした。
私のつれあいの働くお店にはオハカ出身の
メキシカンが多いのですが、一人チャパスから
来ている男性がいて、彼は仕事場では<チャパス>
というニックネームで呼ばれています。
確かにオハカ出身のメキシカンはLAなどでも
多かったですが、チャパスの人は珍しいです。


私が日本に行った後、オハカ出身のJUANの
奥さんが作ったタマレをどっさりもらったつれあいが
冷凍にしておいてくれました。
彼女のタマレは絶品なのです。
(一見シンプルですが、作るのはけっこう手が
こんでいて、何でもそうでしょうが、
作る人によってけっこうお味も食感も違います)
メキシコ料理好きではないつれあいも、このタマレ
は美味しい、美味しいと食べています。



日本に帰ると美味しいものが色々食べられますが
時々思い出して食べたくなるのが
シンプルなメキシコ料理と美味しいコーンチップスです。
メキシコ料理が日本であまり根付かないのは
気候もあるのではないかと思います。

このアリゾナやロサンジェルスのからっとした
空気の中で食べるから、あのシンプルなとうもろこしと
ぴりっと辛いチリが美味しく感じられるのかも
知れません。

これはこれで懐かしかった(梅雨時に日本に
いるなんて何十年ぶりでしょう)あのじとじとっとした
日本の湿気からアリゾナに戻って食べた
タマレは、ああ、アリゾナだと実感した一瞬でした。

フリーダ・カーロはもちろん、シケロス、ディエゴなど、
アートでも惹かれるメキシコです。
いつか時間をかけて回りたい・・・。

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