2016年5月7日土曜日

思い知りなさい、全てはあなたの<欲>から始まった




まだまだ引っ越し荷物をダンボール箱
から出している最中の私ですが、
本担当の家人からこれ、読んでみ、と
手渡されたのは古い
「村上朝日堂の逆襲」の文庫本。

元々は1985年に週間朝日に連載されて
翌年に出版された本です。










もちろんイラストは安西水丸さん。









家人が開けて見せたページは
「不用物の集積について」
のエッセイ。







ご自分は収集癖はないとおっしゃる
ハルキさんですが、
家にあるボールペン、50本だと。

わが家にはそこまでの数のボールペンは
ありませんが、
旅先のホテルのものを「みやげとして
持ち帰ったり」は誰もがすることなのかは
わかりませんが、私もするのでよくわかります。








このイラストの風景、まさに

今の私。

私の場合は開けて中途半端に中身
を取り出したままのダンボール箱に
囲まれて、
ため息をついている‥‥。


ハルキさんの場合の集積物は
おもに本とレコード。


家人曰く、彼はお金もあるし、作家だから、
そういったものも仕事道具の一部。

アナタの(持ち物、主に食器)場合は
何の役にも立たない。
商売に出来るわけでもなし。

はい、おっしゃる通りです。


何の反論も出来ない私‥‥。


今回の引っ越し、確かに引っ越し業者も
ひどかったのですが、
これほど荷物がなかったら‥‥。
確かにもう少しスムーズにことは
運んでいたはずです。


あれだけのものをスリフトショップに
持ち込んでの、運んで来たまだこの荷物の多さ。



映画「セブン」はキリスト教の言う
7つの罪をモチーフにしていましたが、
その中の1つだった<GREED強欲>。


いけませんね、欲張りは。


あれ欲しい、これもかわいい、
これがあだでした(苦笑)。


思い知っています。




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