2016年3月28日月曜日

No Drinking, No Drugs, No Baby!





たまたま見つけた記事にあった、ある言葉
に思わず笑ってしまったのが、
今日のブログを書こうと思った発端です。

この本、読んだわけではありませんが、
もしかしたらこの<50の教育法>の中の1つ

に入っているのかも知れません。



私がその記事を読んだのは
<ダイヤモンドオンライン>ですが、
元々dot.という週間朝日やアエラなど
朝日新聞系列の雑誌の記事を扱うサイト
に載ったものでした。


つい昨日もたまたま家人と
女子中学生を誘拐して監禁していた
千葉大学の学生だったという犯人の話
から始まって、
3人の息子を東大に入れた母親
の話をしていました。

恋愛は不必要などと母親に叩き込まれて
<純粋培養>された子供の、
大学入学後ってどうなんかしらねえ、などと。


日本人って「脇目もふらず」とか「まっしぐら」
「⚪️⚪️あるのみ」って大好きですよね。

そのあまりにもの余裕のなさと徹底主義
が第2次世界大戦での天皇は神→神風攻撃
と突き進んで行ったわけです。

特にスポーツの世界ではいまだに
そういう教え方、指導の仕方って
まかり通っているのではないでしょうか。



しかし、最大の違いは「受験に恋愛は不要です!」と言い切った佐藤ママに対し、アグネス・チャンは、「恋愛は大切な受験経験」ととらえていることだ。
 頭の良さはもちろん、内面の充実も重視してきたアグネス・チャンにとってこれは自然なことらしい。異性との付き合いを否定すると、子どもは恋愛に対して臆病になってしまい、健全な男女関係もつくりにくくなってしまうからだという。

私もアグネス・チャンの考え方に賛成です。

多感な高校時代に異性との出会い、
甘くて苦い恋愛体験の1つや2つは
起こり得ることですよね。
そういう自然な性的な感情を
頭から押さえつけてそんなものは不要
と洗脳する母親。
受験のためなら、東大入学のためなら
他のすべてを犠牲にして取り組みなさい
と母親から言われて受験生活を送った男子が
いざ大学に入ったからと言って、
すんなりと異性とのいい人間関係を構築
出来るのでしょうか。


そのため、子どもが9歳ぐらいになるごろから男女のホルモンの違いを話し、それが思春期特有のイライラにもつながることを説明し、中学生になる前には性教育もきちんとしたという。中学生になってからは、健全で安全なセックスについても話し合ったというから、かなりオープンな家庭だったといえる。三人の息子は、みなアメリカの高校に留学しているが、日本を発つ前には「No Drinking, No Drugs, No Babyね!」といって送り出したという。

こういうのは欧米的と言えますよね。

私が笑ったのは、
「No Drinking, No Drugs, No Babyね!」の
<No babyね!>です。

アメリカだって高校、大学での
飲酒もドラッグも大問題です。
そこへもってティーンエイジャーの妊娠、

出産も日常茶飯事に近い。

子供を海外に留学させるという
たいていの親ならお酒とドラッグのこと
には言及するかと思いますが、
No Babyと言ったところがさすが、
アメリカの事情をよく
わかっていての言葉だなあと感心したわけです。


No Girl(あるいはNo Sex)ではなく、

No Baby。


勉学の途中で<親>にはなるなと。


息子にでも娘にでも釘をささないといいけない

のはここなのですよね。



子供が成長する上で、性に関しては

避けられないことであり、

それをはなっから不必要と切り捨てて、

あまりにも<純粋培養>で育てられた子供、

特に男の子の将来がちょっとコワい

気がしませんか?


願わくは性に関する考え方や捉え方

が「歪ん」でしまわないことを。






















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