2014年9月8日月曜日

ウィーバー(・セリナ)に見せたかったもの









昨日のレースが終わって、
ルーシーやトリニ一家と別れた私は、
シュンゴパヴィのリッキーの家を
訪ねようと、
264号線をシュンゴパヴィへ。

でも、いつも通り過ぎる、
ウィーバー(・セリナ)のショップ。

彼には見せたいものがあったので、
車を停めて、
彼のお店をのぞいてみましたが、
サインはClosedで、
誰もいる気配がありません。


車に戻ろうとしたら、
何と、ウィーバーが笑いながら

立っていました。







お店の中に入るのは初めて。

彼には見て欲しいものがありました。








7月にグッドウィルで出た、
このホピのバックルがついたベルトの
写真です。









上のホピギルドのサンフェイスと、
その左斜め下のホールマーク。

ホピショウで出会った、
<ドルフィン>のマサさんに写真を
送って、彼から、これはウィーバーのでは
ないかと言うご返事をいただき、








確かに、今のサインとは少し
違いますが、
Sun's Forehead。


ウィーバーに写真を見せると、
そうだよ、これは自分のだと。

このデザイン、覚えてる?

覚えてるも何も、
自分はデザインのテンプレートは、
こうやって全部、取ってあるよ。








そして見せてくれたのが、これ⬆。






これは例のバックルよりは、
サイズが小さかったのですが、
確かにこの人たち。


これは誰なの?
One Horn Two Horn
(一角、二角)
と言って、プリーストなんだ。

カチーナではないのね?
カチーナとは違う。


この絵自体は、
ホピの岩絵にも描かれています。








ウィーバーが見せてくれたテンプレートたち⬆。

クッキーの缶に入れてあります。








そして私の大好きな、
パイレックスのボウルも。


シルバーを酸化させるのに、

このボウル中にオキシダイザー
の液を入れて、
シルバーを浸けてたんだ、と。







きれいに整理整頓された
彼の仕事場。

昔の住居、兼お店は誰かが、
おいてあった現金や売れそうなものを盗んだ後、
火をつけて燃やされたのだそうです。


最初にサンダーバードで会った時に、
その話を聞いて、
ホピは平和な人々じゃなかったの?
と私が言った言葉を彼はまだ覚えていて、
かつてはそうだった、
でも人の数も増えて、
今はそうじゃなくなった。

あっちこっちで、色んな争いが
いっぱいだ。

これはまた昔のように、
元に戻さないといけない。

と彼はホピの現状を少し、
嘆いていました。






お店もすっきりと、きれいに
ディスプレイされて、
ショップ自体も彼の自信作なのだと
うかがえます。


お話好きのウィーバーのお店を出て、
私は、ビレッジの
リッキー家を訪ねました。




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