2019年1月4日金曜日

10月から始まるカレンダー、文化の違い








年末に買ったデスクカレンダー。

日付の数字が小さかったので、
取り替えに行きました。

珍しくカスタマーサーヴィスには
待つ人がいなくて、
カウンターの女性が、
数字の大きいのを取って来て、
ここにまた戻って来てと言うので、
急いで売り場に直行して、
文字の大きいカレンダーを探して、
それを持ってカスタマーサーヴィスカウンター
に戻りました。


そこで差額だけ払っておしまい。
あまり来ることも来たくもないお店なので
そそくさと車に戻り、家に帰りました。



家に戻ってリビングルームのカーペットの上
に置いてみて始めて気がつきました。

えっ?何で10月?











そうなんです。このカレンダー、昨年、
2018年の10月から始まって
2019年の12月まであるのです。


何でかしら、と私。


早くに買わせるためじゃない?と家人。







う〜ん、それにしてもねえ。



日本でも手帳やプランナー、ジャーナル
などでは9月から始まるものも売られていた
ような気がしますが、
カレンダーはやっぱり新しい年の始まりの1月
からじゃないでしょうか。


それはやはり1年の始まりを祝い、
すべてを新しくしてまた1月からスタートする
という伝統的、文化的価値観
から来ているように思われます。


かつて昭和の時代、
大晦日にお風呂に入ったら、
真新しい下着で来る年を迎えていました。

少なくてもわが家はそうでした。


それくらい日本人は新年、お正月というものを
真摯な気持ちで捉えていたように思います。


1月1日から始まる新しいカレンダー、
新しい日めくりで1年のスタートを切ったものです。


前年の10月から始まるカレンダーを翌年
も使い続けるって私は何だか気持ち悪いです。


そういうカレンダーを作ることにも、
日本人とアメリカ人の文化の大きな違い
を感じてしまった、見てしまった私でした。


不必要な10月から12月分のカレンダーは切って
メモ用紙にしましたが、
無駄なことが好きなアメリカ人
のやりそうなことですね。


だって新しい年の分はちゃんと12月まで
あるのですから。


それならいっそのこと10月から9月まで
のカレンダーを作るとかね。

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