2016年6月12日日曜日

堂々とこんな広告、アメリカの銃による犯罪、Never Ending Story







先日、アパートのポストに放り込まれた
広告の束。

すぐに捨てようと思いましたが、
1つ気になるものがあったので
表紙代わりになっていた表の1枚だけ
家に持って帰りました。私が見たかった広告の
裏を見てびっくり。










アメリカ製のメーカーのライフルの広告です。

こんな広告が堂々とスーパーマーケットや
ファーストフードのお店の広告
と一緒に入っているのです。


今朝方起こったフロリダのオーランド
での大量殺戮事件。

日曜日の深夜のクラブはほぼ満員状態だった
ようで、だからたった1人の人間が
50人もを殺し、53人もの人に
怪我をさせることが可能だったのでしょう。


怪我をした人も重症の人が多いようで
もしかしたらまだ死者の数は増えるかも
知れません。


この射殺された容疑者は建設業の仕事を
していたみたいで、
殺戮に使われたライフルは先週、
「合法的」に手に入れたとFBIが話しています。

<あの>AR-15ライフルです。

4年前にコネティカットのサンディーフック
小学校で26人が殺された事件で、
また、記憶にも新しい去年の12月に
カリフォルニアのサンバーナディノの
郡で働く同僚を殺したカップルが使ったのが
このAR-15なのです。

写真で見るだけでも恐ろしい代物です。
まさに殺人用の武器です。


何でこんなものが簡単に「合法的」に
誰でも手に入れられるのか。

こんなものをそもそも売っていいのか。


今日はウェストハリウッドで第46回目の
LA PRIDEという
LGBTのパレードがありましたが、
そこでもライフルと大量の弾薬で武装して、
5ギャロンの爆発物のようなものを入れたバケツ
を持っていた男を逮捕しています。



私は昨日、たまたま寄付を持って行った
グッドウィルで、同性婚をしたと思われる
女性が<妻>のいるオレゴンに
引っ越すのだとうれしそうに話してくれた
ことをブログに書いたばかりでした。

ティーニーさんもオーランドでの
事件にきっと心を痛めていることでしょう。


さすがのアメリカもどこかの局で
今夜ある番組のショウで
出演者が銃を持つのをやめたという記事を
ちらっと読みました。


病んでいる大国、アメリカ。

銃規制も出来ないアメリカ。

アリゾナでは何度か
NRA(全米ライフル協会)のバンパー
スティッカーを貼った車を見ました。


こんな最悪のことが起こって、
銃規制に関する議論が
盛り上がるのでしょうか。

オバマさん、任期が終わる前に
何とかして。







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