土曜日は10時半からのズンバのクラス。
ジムに行くべくアパートの駐車場に出たら、 大きなテントを設営する光景を見ました。
ジムから戻ったら、誰かが寝転んで 車の前部分を修理?する姿が見えました。
(車の修理をしてる)あれ、オンナやで と家人。
彼にしてみたらけっこう本格的な 車の修理をしているのが女性だったというのに 単純に驚いたのでしょう。
確かにその時点では身につけている服装から 女性にしか見えなかったんです。
家人を仕事に送って行った後、 駐車場に車を停めた私は、 アパートの駐車場でこんなことをしている人って どんな人なのか、見てみようと 近づいてちょっと会話を交わしたのですよね‥‥
<彼女>は身長180センチはあろうかの トランスジェンダーの女性だったのでした‥‥
手前に停めてある<彼女>のトレイラー の中は様々な本格的な 道具だらけ。
私、棚作りの名人なのよ、 (自分が住む)アパートを見る?
と中に案内して見せてくれました。
部屋の中は散らかってすごいこと になっていましたが、 <彼女>が自分が作った棚や、 こま付きの大きなダイニングテーブルを 見せてくれました。
ダイニングエリアには何と 洗濯機と乾燥機まで。
彼、もとい<彼女>が電気のコード用と
水用に2箇所壁に穴をあけて、 水はキッチンの蛇口から取るべく
ホースを通しているのです。
ダイニングとバスルームの間にある
わりと広い収納庫には、
けっこう大きな冷凍庫。
ダイニングのコンセントにコードをつなげる
べく、きれいに穴を開けてあります。
その収納庫にも棚。
(こういう「改造」を)クリス(アパートの
マネジャー)もOKだって言ってるの。
ちなみにそのマネジャーはゲイです。
そしてアパートには<彼女>を「妻」 と呼ぶまだ若い、 ちょっとだけジョディ・フォスターに話し方 が似た所作も男っぽい若い女のコが‥‥。
私の<妻>はお料理もするのよ、 ちょうど掃除機で部屋の中を掃除していた 彼女。
じゃああなたは掃除役かしら、と私。
そうなの、私がするのは掃除なの、 と<夫>のアシュレイさん。
いやあ、改造車が多くて<ヤンキー> が多いこのアパートですが、 いろんな住人がいます。
刑務所帰りの建築作業員だとか。
実際我々の生活レベルとは あまりにもかけ離れた住人が多いこの アパートですが、 これも人生経験と思って(苦笑)、 とりあえず1年は住んでみようと思っています。
(実際、もう今は引越しは嫌なので)
かつてレイモンド・カーヴァーが生きた (まじめに人が働いてなおかつ貧しかった という)時代とはまた違いますが、 ある種レイモンド・カーヴァーが描く 世界に近いものがあるかも知れませんね、
このアパートに住むって。
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